2023年4月15日午前2時頃、北海道旭川市のコンビニで女性店員の背中を包丁で刺したとして、相原強志容疑者31歳が逮捕されました。
相原強志容疑者は犯行に及ぶ際、ライブ配信サイト「ふわっち」で、犯行の一部始終を生配信していました。
一体何があったのでしょうか?
事件の経緯と、相原強志容疑者の素性を詳しく見ていきます。
相原強志容疑者のFacebookや顔画像は?素性も調査
ニュースで報じられている、相原強志容疑者のプロフィールは以下の通りです。
- 名前:相原強志(あいはら つよし)
- 年齢:31歳
- 住所:北海道旭川市
- 職業:無職
はっきり顔が分かる画像はまだ公開されていません。
職業は無職ということですが、もしかしたら、配信の収益で稼いでいこうと考えていたのかもしれませんね。
Facebookを調べてみましたが、「相原強志」でヒットするのは1件だけです。
それも、相原強志容疑者のアカウントかどうか分かりませんでした。
また、Twitterやインスタグラムも調べてみましたが、該当するアカウントは見当たりませんでした。
ライブ配信をやっていてSNSをやっていないということはないと思うので、別名でやっているのでしょう。
引き続き調査したいと思います。
事件現場のコンビニを特定「旭川市忠和のセイコーマートまるひで店」
事件現場を特定しました。
事件が起きたのは、北海道旭川市忠和のセイコーマートまるひで店です。
地図を見ると石狩川の支流、美瑛川の側にあります。

引用:Googleマップ
ストリートビューで見てみると大通りに面した場所にあるコンビニです。
ただ、この写真を見て分かるとおり、車通りや人通りはそれほど多くなさそうです。
犯行時間は午前2時半頃だったので、店員以外、人はほとんどいなかったのかもしれないですね。
コンビニ刺傷事件の経緯
事件の流れを詳しく見ていきます。
2023年1月15日、午前2時半頃、旭川市のコンビニ「セイコーマートまるひで店」で、相原強志容疑者が「強盗だ!強盗!」などと言って、店員を脅し始めました。
実は相原容疑者は犯行の30分前に、ネット上でライブ配信を始めていたようです。
相原容疑者は「受賞歴つかないからだよ!どんどんコメントして!バッテリーやばいからねこれ、閲覧が増えている、よし!」と発言していることから、配信サイトは「ふわっち」だと思われます。
ふわっちでは、月間の閲覧数などで上位に入ると、プロフィール欄にそれが表示される仕様になっているようです。

引用:ふわっち
このことから、相原容疑者が配信していたのは「ふわっち」の可能性が高いです。
相原容疑者はこの「ふわっち」で配信を始め、家を出る際「バズるような配信をしてやるからみんな見といて!」と言ってコンビニに向かいました。
コンビニに向かった相原容疑者は、52歳の女性店員の背中を包丁で刺します。
動画を見ると、店員の背中に血が滲んでいるのが確認できます。
店員は警察に通報しますが、その間も相原容疑者はライブ配信を続け、以下の様に視聴者を煽ります。
「コメント止まっているよ!どんどんコメントして!もっと回してティックトックとかでも流して!みんな!」
「コメント止まっているよ、閲覧も伸びてないよ!強盗だろうがよ!」
犯罪をして、それをライブ配信し、さらに拡散するように訴える相原容疑者。
まったくもって理解ができないですね。
怪我をした店員さんを撮影しつづけ、店から立ち去ろうとしない相原容疑者は、その後、駆け付けた警察官に取り押さえられました。
コンビニ店員の女性は、軽傷で済んだようです。
相原容疑者はその場で、殺人未遂の容疑で逮捕されました。
現在、調べに対して黙秘していますが、これだけ映像を残しているので、今更黙秘しても無駄でしょう。
今後、模倣犯が出ないように、かなり厳しい罰が下ることを期待します。
相原強志容疑者の犯行動機は「行き過ぎた自己顕示欲」
相原容疑者が事件を起こした動機は一体なんだったのでしょうか?
配信内の発言を見ると、「とにかく見て欲しい」という過剰な自己顕示欲が見てとれます。
前述した、受賞歴などを気にしていることからも、サイト内のランキングで上位に入ることに固執していたようです。
目立ちたい、しかし普通のことをやっても閲覧数は伸びない。
そういった考えの末、犯罪という普通じゃないことに手を出してしまったということでしょう。
この辺りの心理は、最近立て続けに起きている「スシローペロペロ事件」などの迷惑行為と同じ流れだと思います。
迷惑行為の延長戦上に今回の事件があるように感じます。
行き過ぎた自己顕示欲がついに、人に危害を加えるところまで来ています。
今後、もっと重大事件に繋がる可能性があることを考えると、なんらかの対策が必要になってくる必要があります。
事件を配信していた場合、罪をより重くするとか、配信を免許制にするとか、国と配信サイトが協力して対応してもらいたいですね。
報道規制があったか!?動画が見れなくなる
今回の事件、最初の報道では、事件のライブ配信の動画をニュースで流していましたが、現在は見ることができません。
元のニュースのURLを辿っても以下の様に表示されます。
現在はTwitter等で、動画を見ることができますが、ニュースサイトでは見れなくなっている上に、相原容疑者が配信していたことも伏せて報じられています。
上記のニュースでも、相原容疑者が配信を行っていたことが一切触れられていません。
他のニュースも同様です。
本来、「犯行の様子をライブ配信していた!」と見出しにつけた方が、閲覧数を稼げるのに、どのニュースサイトでも伏せられているということは、何らかの力が働いたとしか思えません。
あくまでも想像ですが、模倣犯が出ることを恐れて、政府からの要請で報道規制が敷かれたのではないかと思います。
上の項目でも言いましたが、そろそろ何らかの対策を取らないといけない時期にきています。
報道規制が良い対策かどうかは置いておいて、政府も対策に乗り出してきているのではないでしょうか?
コンビニ刺殺配信事件に対する世間の声は?
今回の事件に対する、世間の声はどういったものがあるのでしょうか?
一部ピックアップしてみました。
バズることが目的なら、日本中どこでも起こりうる事件だから、他人とは距離をとらなければいけないという意見です。
本当にそうですね。
「世間に認知されたい」というだけで犯罪を犯す人が増えてくるなら、その辺の道端ですれ違う知らない人にも警戒しないといけなくなります。
「安全」で有名な日本も、変な方向に進み始めましたね。
上の項目で書いた内容と同じ意見の人がいました。
本当にSNSがここまで広がった今、SNSに対する新しい法律や刑罰が必要になってくると思います。
簡単にはいかないとは思いますが、これからのことを考えると早めに対策した方が良さそうですね。
また、新たな情報が入り次第追記・更新していきます。