Google登場以来のビッグバンか!?とまで言われている、
OpenAI社(米カリフォルニア)のチャットGPT。
AIがまるで人間のように質問にチャット形式で答えてくれるサービスです。
(日本語にも対応しています)
登場は2022年の11月。
わずか5日で100万ダウンロードを猛烈なスピードで突破し、ネット界隈を騒然とさせました。
(※100万人のユーザー獲得までフェイスブックは約10ヶ月、スポティファイは5ヶ月、インスタは約2ヶ月半)
目次
チャットGPTは何ができる?
文字どおり「チャットボット(人間とおしゃべりをする対話型の人工知能)」webサイト上で動くサービスです(現在はテスト段階ということで無料で利用可能)。
試しにこんな事を聞いてみた
こんなトリッキーな質問には
間違いを吹っ切る語り口でAIっぽさがあるものの、
ちゃんと(笑)答えてくれました。
所感的にはAppleのSiriやAmazonのAlexa などの仮想アシスタントよりも長く自然に会話できる感じ。前後の文脈を掴むところがスゴイ。
学校でのアクセス禁止
一方、勉学に励む学生達にいかがなものかとこんな措置も
仕方ないよなあ。https://t.co/x50qCbGBGK
— finalvent (@finalvent) January 8, 2023
(引用:Twitter)
こんな使い方もアリ
世界中で使われ始めたチャットGPTの
様々な使い方をレビューしている方がいるそうで、以下の内容をレビューしています。
1/ Google検索の代わりに使う
2/ 学習のパートナー
3/ 自分だけのチャットボットを育成する
4/ カウンセラー
5/ プログラミング
6/ 戦略立案
7/ 営業テンプレートの作成
8/ クリエイティブライティング
ChatGPTは無料のアシスタント
しかし、ほとんどの人が有用な使い方を知っていません。
ここで、2023年にChatGPTがあなたの時間を何千時間も節約できる8つの方法を紹介しています。以下、スレッドで詳細も解説🔽 https://t.co/xSQak9DnhT
— Yuta SUGII 🇬🇧 (@u_sgy) January 3, 2023
(引用:Twitter)
これからも色々と発展していきそうですね。逆に怖いぐらい・・・
Googleが要らなくなる?
試しにGoogleのスマートスピーカーに聞いてみました。
「OKグーグル!明日の天気は?」
「OKグーグル!2022年サッカーW杯の優勝国は?」
この2つの質問にGoogleは問題なく答えることができました。
しかしチャットGPTに同じ質問を入力しましたが、
2つとも答えることができませんでした。
理由はトレーニングデータとして使用されたテキストは、
2021年までのものだからです。
つまり、対応できる知識は、2021年までのものに限られています。
とは言えこれから学習・アップデートを行っていくのでしょうから
よりパワフルなサービスに育っていくのではないでしょうか?
「緊急事態」発令
そんな事でGoogleのCEOピチャイ氏はこのOpenAI社の動向に
コードレッド(緊急事態)を発令しました。
グーグルが方針変更、ChatGPTに対抗へ…ピチャイCEOが新しいAI製品の開発を指示 | Business Insider Japan https://t.co/d48h3GUU7C
グーグルは「コードレッド(緊急事態)」を発動
— 世界四季報 (@4ki4) December 26, 2022
(引用:Twitter)
設立はいつ、誰が?
2015年末にサム・アルトマン、イーロン・マスクらによってサンフランシスコで設立されたようです。マスクは2018年2月に役員を辞任しましたが引き続き寄付を行っています。2019年、OpenAIは、MicrosoftとMatthew Brown Companiesから10億米ドルの投資を受けたようです。
マイクロソフトが後ろ盾?
更にマイクロソフトは「チャットGPT」を自社の検索エンジン「Bing(ビング)」に追加する準備を進めている様です。競合のGoogleユーザーの獲得が狙いなのは明白で、今後はoutlook word にも実装する予定のようです。
情報筋によるとMSはChatGPTをOfficeソフト(Word、PowerPoint、Outlook等)に組み込むことを考えているらしい。これは仕事の効率化が図られそうだし、AIを上手く活用するスキルが問われていきそう。https://t.co/Rercois7sB
— ひる (@gilinvestor) January 8, 2023
(引用:Twitter)
マイクロソフト社がOpenAIに多大な出資を行い、
Googleに強い牽制を仕掛けているようにも見えます。
2023年はAI元年になるか?
これからの動向をチェックしていきたいです。