2022年12月25日、埼玉県飯能市美杉台4丁目の住宅で、男女3人が死亡しているのが見つかりました。
3人はハンマーのようなもので殴られた痕があり、この住宅に住む60代の夫婦と娘と見られています。
犯人は現在、逃走しているということで、警察では行方を追っているとのことです。
一体何があったのでしょうか?
事件の詳細を詳しく見ていきます。
2022年12月26日追記
12月25日、この事件の容疑者として、斎藤淳容疑者が逮捕されましたので、記事を修正・追記しました。
目次
斎藤淳容疑者の顔画像公開。素性は?
2022年12月26日追記
逮捕された、斎藤淳容疑者の顔画像が公開されました。
現在、報じられている斎藤容疑者のプロフィールは以下の通りです。
- 名前:斎藤淳(さいとう じゅん)
- 年齢:40歳
- 住所:埼玉県飯能市美杉台4丁目
- 職業:不明
斎藤淳容疑者は事件現場となった住宅から数10mの距離に住んでいたとのことで、被害者一家とトラブルがあったと見られています。
詳しくは後述します。
飯能市美杉台、一家殺人事件の概要
2022年12月26日追記・修正
埼玉県飯能市美杉台で起こった、今回の殺人事件の概要をまとめてみました。
2022年12月25日午前7時10分ごろ、「庭先で喧嘩している。」と110番通報が、さらに7時25分頃には「大声を出して男が騒いでいる。2階から火が出ている」と通報が入りました。
警察が駆け付けたところ、この住宅の敷地内で男性1人と女性2人が倒れているのを発見。
倒れていたのはこの家に住む60代の夫婦と、その娘だと思われます。
30代の娘はこの家には住んでおらず、たまたま居合わせたとのことです。
3人はハンマーのようなもので殴られた痕があり、その場で死亡が確認されました。
さらに、この住宅の2階部分で火事も起きていましたが、午前9時ごろ消火したとのことです。
犯人は3人を殺した後、証拠隠滅のために火をつけたということでしょうか?
犯人は男性で、凶器に使ったハンマーのような物を持ったまま逃走中とのこと。
警察は逃走していた犯人を追っていましたが、12月25日夜、自宅にいた斎藤淳容疑者を、この事件に関与したとして逮捕しました。
斎藤淳容疑者は調べに対して「言いたくありません」と供述を拒んでいるとのことです。
事件現場を特定。「埼玉県飯能市美杉台4丁目」
事件があった現場を特定しました。
事件があったのは埼玉県飯能市美杉台4丁目で、家が立ち並ぶ住宅街にある1軒の家です。
ニュース映像を見ると、1軒だけブルーシートがかかっているのが分かります。
こちらの映像から事件現場を特定しました。
Googleマップの衛星写真で見ると、赤く囲った家が事件のあった家のようです。
Googleストリートビューで見ると、こちらの家の様です。
この写真は2019年に撮られた写真の様ですが、家の形状が変わっていないので、恐らくこの写真が撮られた時には被害者一家はここに住んでいたと思われます。
余談にはなりますが、Googleマップの衛星写真をよく見てもらうと、事件現場のすぐ近くに美杉観光バスの営業所があります。
美杉観光バスは2022年10月13日に富士山で横転事故を起こしたバス会社です。
今回の事件も含め、ここに住む人にとっては落ち着かない一年だったと思います。
この事件も年内に解決することを願います。
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事件の動機は近隣トラブルか!?
後半、2022年12月26日追記
今回の事件を受けて、過去のストーカー事件を思い出したという意見をいくつか見かけました。
過去に類似の事件があったような。
犯人は娘のストーカーの男で、家族ともども消してしまえとなったのか。
今回の事件は被害者が60代の夫婦と娘の3人です。
娘の年齢は分かっていませんが、親の年齢から30代~40代と見られます。
この娘を狙ったストーカーの犯行なのでしょうか?
このコメントにある過去の事件というのは、恐らく1998年に起きた「群馬一家殺害事件」のことだと思います。
まだ「ストーカー」という言葉が世間に浸透していなかった時代に起きた、ストーカー殺人事件です。
執拗にストーカー行為を繰り返していた犯人が、相手の家に押し入り、相手の両親と祖母の3人を殺害して逃亡した事件です。
この事件の犯人とされている小暮洋史は現在も捕まっておらず、指名手配されています。
多くの人が、一度は指名手配書を見かけたことがあるのではないでしょうか?
この事件の1年後、1999年に埼玉県桶川市で女子大生がストーカー行為を受け続けた末に殺されるという事件も起きました。
この事件がきっかけで「ストーカー」という言葉も広まり、2000年に「ストーカー規制法」が制定されました。
細かい点は違いますが、今回の事件と群馬の事件の類似点、桶川の事件とは同じ埼玉であるという点から、「ストーカーによる殺人なのではないか」と連想した人も多いようです。
現状では詳しいことがまだ分かっていないので、上記はあくまでも想像です。
詳しい動機などは、これからの捜査の進展を待つばかりです。
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犯人逮捕前は上記の様な可能性もありましたが、犯人が逮捕され色々と事情が分かってきたので、別の動機が浮上してきました。
初期報道では被害者である30代の娘もこの住宅に住んでいると伝えられていましたが、最新情報では娘は別の所に住んでおり、この日はたまたま居合わせただけということが分かっています。
なので、ストーカーによる殺人という線は薄くなりました。
そして新たな情報として、被害者夫婦と斎藤淳容疑者は近隣トラブルがあったとのことです。
2022年1月、斎藤淳容疑者が、被害者夫婦宅に停めていた車をドライバーか刃物、または石などで傷つけるという事件を起こしています。
その時は器物損壊の疑いで逮捕され、その後不起訴処分となっています。
傷つけられたのは、Googleストリートビューに映っていた、こちらの車でしょうか?
なぜこのようなトラブルが起きたのかはまだ分かっていませんが、この件も含め、斎藤淳容疑者は恨みを抱いていたようです。
飯能市美杉台一家殺人事件に対する世間の声は?
2022年12月26日追記・修正
今回の事件に対して世間ではどのような声があるのでしょうか?
一部ピックアップしてみました。
年末になると特に自暴自棄になる人が増えるのでしょうか?
未だ何があったのか全く分かりませんが、ハンマーのような物で殴り殺すとは余程の強い恨みでもあったのか?怖すぎます。
先日の神奈川の事件では漸く容疑者確保とのこと、また殺人犯が逃走中とは日本も治安が良いとは言えません。
住宅街で近隣の皆さんは生きた心地がしないでしょう。
引用:Yahooニュース
先日起きた茅ヶ崎の刺殺事件を引き合いにだし、「年末になると自暴自棄になる人が増えるのか?」という意見もありました。
確かにここ数日、両親を殺してしまう事件や、茅ケ崎の刺殺事件など凄惨な事件がいくつか起きているように思います。
年末になると、街は華やかになっていきます。
犯人たちは自分の境遇と世間とのギャップに、恨みや妬みを募らせてしまうのでしょうか?
器物破損で逮捕されていたのに不起訴にして、復讐で犯行に及んだとしたら、 日本の検察が不起訴にしたのが良くなかったのではないか、
実刑にして反省 復讐するなと教育指導していく事が、この事件を起こさない事だったのかもしれない、しかし最低な犯人だ
前回の逮捕が不起訴処分になったことが、犯行を増長させた可能性がありますね。
しっかりと、警察で取り調べされて起訴されていれば、違った結果になったかもしれないです。
1年前に起こした、器物損壊事件を不起訴にしたのが、今回の事件を引き起こしたのではないかという意見がいくつか見られました。
これは結果論なので、警察の落ち度とまでは言えませんが、他人の車を気づける人間がまともな人間とは思えないので、もう少し厳しい刑罰が下っても良かったように思います。
ただ、それが結局犯人の怒りをさらに増幅させる可能性もあるので、結果として、引っ越しするより他にこの事件を回避する方法はなかったのではないかと思います。
また新たな情報が入り次第追記・更新していきます。
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