2022年8月、茨城県と千葉県を結ぶ境大橋で対向車からコンクリートの塊を投げられた事件がありました。
この事件に関与したとして、2022年10月20日、斎藤雅樹容疑者と他3人が器物損壊の疑いで逮捕されました。
斎藤雅樹容疑者と、この事件の概要を徹底的に調査していきます。
茨城で対向車にコンクリートを投げつけた斎藤雅樹容疑者Facebook
対向車にコンクリート投げつけた、斎藤雅樹容疑者とは一体どんな人間なのでしょうか?
ニュースで報じられている情報は以下の通りです。
- 名前:斎藤雅樹(さいとうまさき)
- 年齢:22歳
- 住所:茨城県古河市
- 職業:解体作業員
22歳とまだ若いですが、犯行グループには少年も含まれていたとのことで、グループの中では最年長だったのでしょう。
また解体作業員ということで、事件に使ったコンクリートの塊などは仕事場で簡単に手に入れられたようですね。
斎藤雅樹容疑者のSNSを調べてみました。
facebookで「斎藤雅樹」を検索すると30件近くヒットし、今回の事件の容疑者と分かる情報が少なかったため、特定には至りませんでした。
その他、インスタグラムやツイッター等も調査しましたが、いずれも特定には至りませんでした。
また同姓同名(漢字も同じ)の元プロ野球選手がいたため、今回の事件と関係ない情報も沢山出てきました。
これを見ている皆様も間違った情報を掴んでしまわないよう、ご注意ください。
SNS等、引き続き調査したいと思います。
茨城の対向車コンクリート投げつけ事件現場
今回の事件が起きたのは、茨城県と千葉県を結ぶ境大橋です。
地図で見ると、茨城県と千葉県の県境を流れる利根川にかかる橋ですね。
ストリートビューで見ると、橋の欄干はそれほど高くないようです。
車高の高い車であれば、コンクリートがぶつかった衝撃とハンドル操作次第で、川に転落していた可能性も十分考えられます。
いずれにしても、このような見通しの良い道路でまさかコンクリートの塊が飛んでくるとは夢にも思わないでしょうね。
茨城県対向車コンクリート投げつけ事件の概要
事件は2022年8月15日午後8時50分頃起きました。
茨城県と千葉県の県境にかかる境大橋の上を走っていた、千葉県野田市の会社員の男性の車に、重さ2㎏のコンクリートの塊が投げつけられました。
コンクリートの塊はフロントガラスに当たり、運転手の男性は割れたガラスが目に入るなどしましたが、大きなケガはなかったとのことです。
画像見ると、衝撃の大きさが分かりますね。
その当時、助手席には小学生の娘さんが乗っていたということで、2人とも大きなケガをしなかったのが、不幸中の幸いです。
コンクリートの塊を投げた、斎藤雅樹容疑者の車には、計4人が乗っていて、そこには少年も含まれるとのことです。
また同じ日の夜、埼玉県で4件、千葉県で2件、同様の被害があったとのことで、警察は関連があるとみて捜査しているようです。
茨城県対向車コンクリート投げつけ事件、犯行動機は「面白かったから」
斎藤雅樹容疑者は何故こんなことをやったのでしょうか?
調べに対し、「(コンクリートブロックは)解体現場で拾った。車にぶつけて面白がっていた」と容疑を認め、“面白がっていた”などと話しているということです。
警察の調べによると、斎藤雅樹容疑者は「面白がってやった」と言っているようです。
被害にあった男性は逮捕を受け、「面白半分で投げつけるというのが考えられないです。(当時)小学生の子どもが助手席に乗っていまして、一歩間違えればケガではすまなかったので、しっかり反省してほしい」と話しました。
被害にあった男性は「面白半分で投げつけるというのは考えられないです。」と言っていますが、本当にそうですね。
私も国道を車で走っていて、中学生に空き缶を投げつけられたことがありましたが、かなりの恐怖でした。
それが、2㎏のコンクリートなんですから、運転手と娘さんの恐怖は計り知れませんね。
小学生が線路に置き石をするなんていう話もしばしば聞きますが、今回の犯人もそれと同じような思考でやっているのでしょう。
こういう事件は小学生でも大問題ですが、今回の犯人は22歳です。
22歳にまでなって、こんな幼稚なことをして面白がるというのが、本当に信じられません。
今回、たまたま大きな事故には繋がらなかったですが、器物損壊だけでなく、もっと厳しい刑罰になることを望みます。
茨城県対向車コンクリート投げつけ事件に対する世間の声は?
茨城県、対向車コンクリート投げつけ事件に対する世間の声はどういったものがあるでしょうか?
いくつかピックアップしてみました。
皆さん指摘されている通り罪が軽すぎて、抑止力も働かないし、再犯(全く同じでなくとも同種の思考回路からくる犯罪)の繰り返しにも繋がると思う。
やはり器物損壊では刑が軽すぎるという、意見が多かったです。
ただこれに関しては、いったん器物損壊で逮捕しているという状況でしょう。
今後の調べで事件の経緯が詳しく分かって来れば、殺人未遂で起訴されることも十分考えられます。
かつて同様の事件があったので、そちらも紹介します。
広島県警は6日、東広島市内を通る山陽自動車道と交差する橋の上から投石を行っていたとして、広島市内に在住する16歳の少年4人を殺人未遂容疑で逮捕したことを明らかにした。
こちらは2001年の事件ですが、殺人未遂容疑で逮捕されています。
今回もほぼ同様の内容なので、殺人未遂に切り替わる可能性が濃厚です。
いつだったか、当時小3くらいの近所の子が歩道橋から下を走る車に石投げて通報されて、親に首が360℃まわるんじゃないかってくらいぶん殴られて、警察にもしこたま怒られて、学校でも怒られて懲りた件があった。
この事件の少年らは理解しただろうか。 人の命を危険に晒した罪をきちんと理解しただろうか。
図体ばかりではなく、彼らの心と頭が成長してくれることを願う。
引用:Yahooニュース
他には、小学生の起こした事件を引き合いに出しているコメントも沢山見られました。
まだ成長途中で想像力の足りない小学生が起こした事件であれば、許されることではないですが、理解はできます。
しかし、斎藤雅樹容疑者は22歳。
どんな大惨事になるか想像もつかなかったのでしょうか?
2019年に刊行されヒットした、児童精神科医の宮口幸治さんの書いた『ケーキの切れない非行少年たち』という本があります。
これによると、少年院に入れられた非行少年たちの中には、学力はもちろん認知力も弱く、ケーキを等分に切ることすらできない人間も多いのだと言います。
「こういうことをすれば、こういうことが起きる」という、認知力、想像力が欠落しているせいで、短絡的な犯行に及んでしまうということでしょう。
今回の犯人、斎藤雅樹容疑者にもまさに当てはまるように思えます。
いずれにしても、まだ名前の出ていない人間が3人もいますし、事件の経緯もこれから明らかになっていくでしょう。
捜査が進展し、斎藤雅樹容疑者達には適切な罰が与えられることを願っています。
茨城県対向車コンクリート投げつけ事件、新たな情報
報道から1日経って、新たな情報などもあったので、追記していきます。
まず、斎藤雅樹容疑者が送検される時の映像が出ました。
もっと派手な見た目をしているかと思いましたが、思ったより普通ですね。
こういう普通そうなのに、コンクリートを投げつけるような事件を起こすのが逆に恐ろしいです。
4人は、「ぶつけるために、コンクリート片を車に積み込んだ」と容疑を認めている。
また新たな情報として、コンクリートの塊は、ぶつけるために車に積み込んだと証言しているということです。
これは外したケースも含めるとかなりハイペースで投げてるね
車内にかなりのコンクリート片があるからプロの犯行
ネットの掲示板にはこのような意見もありました。
今回の事件、まだ確定ではありませんが、千葉・埼玉でも同様の被害が6件報告されています。
同じ日の同じ時間にこんな事件を実行する犯人が、他にいるとは考えられません。
また逮捕のきっかけになった今回の事件現場は、茨城・千葉・埼玉のちょうど境界にあたります。
場所的に考えても、他の事件も斎藤雅樹容疑者らがやったことは間違いないでしょう。
そうなると掲示板の意見にあるように、コンクリートを外した件も含めると相当量のコンクリートを車に積んでいたことになります。
かなり強い悪意を感じます。
これを「遊び感覚」と言ってしまうのですから、恐ろしいですね。
器物損壊では済まないレベルの証拠が次々上がってきているので、ぜひ斎藤雅樹容疑者達に猛省を促すためにも、重い刑が下ることを期待しています。
また、新たな情報が入り次第追記・更新していきます。