2023年1月13日午後1時過ぎ、大阪府八尾市で暴走する盗難車に警官が発砲し、運転していた男が死亡するという事件が起きました。
1日経って1月14日、死亡した男性は住所・職業不詳の石橋健太容疑者と判明しました。
警察が発砲して、人が亡くなる事件は珍しいです。
一体何があったのでしょうか?
事件の概要を詳しく見ていきます。
石橋健太容疑者の顔画像、素性は?facebookも調査
ニュースで報じられている石橋健太容疑者のプロフィールは以下の通りです。
- 名前:石橋健太(いしばし けんた)
- 年齢:41歳
- 住所:不詳
- 職業:不詳
現在、石橋健太容疑者の詳しい素性は明かされていません。
顔画像も公開されていないので、続報が出次第、更新したいと思います。
石橋健太容疑者の名前でfacebookを調べてみました。
「石橋健太」という名前は珍しくないため、50件以上ヒットしました。
現在情報が少ないため、特定には至りませんでした。
インスタグラムやTwitterも同様の結果でした。
SNSに関しては引き続き調査したいと思います。
石橋健太容疑者の死亡した現場を特定。「大阪府八尾市亀井町1の路上」
石橋健太容疑者が死亡した現場をニュース映像とGoogleマップで特定しました。
現場は大阪府八尾市亀井町1の路上で、JR久宝寺駅から600m程の距離にあります。
近くには小学校などもあるとのこと。
ニュース映像で見ると、緑の看板が特徴的な建物が見えます。
Googleストリートビューで確認すると、こちらの赤丸の部分が事件現場です。
緑色の看板も確認できます。
別の角度でも見てみます。
ニュース映像と照らし合わせると、こちらの電柱に石橋健太容疑者の車がぶつかって停車したことが分かります。
石橋健太、警官発砲死亡事件の概要
石橋健太容疑者が警察の発砲を受け、死亡した事件の概要を、時系列に沿って見ていきます。
2023年1月13日午後1時20分頃、警官2名が大阪市平野区加美南の路上で盗難車が走っているのを発見。
警官が停止を求めましたが、逃走し、約1.6キロに渡り追跡しました。
大通りを逃げる石橋健太容疑者の車と、追跡するパトカーの様子が防犯カメラに映されていました。
恐らくこちらの通りを逃げている時に撮られたものでしょう。
目撃した人の情報によると、車は100㎞/h~120㎞/h程のスピードで逃げていたとのこと。
逃走車が路地に逃げ込んだため、一時見失いましたが、再び車を発見。
石橋健太容疑者の車は赤信号で停車している車に遮られて停車しましたが、パトカーが迫ると、バックし車をぶつけてきたといいます。
警官がパトカーから降り、車の窓ガラスを警棒で叩いて止めようとしましたが、車は止まらず前後に車を動かし続けました。
近所の人の話によると、警官の怒号が聞こえたとのこと。
石橋健太容疑者は警官の警告も無視し、車を止める気配がなかったため、警官2名がそれぞれ2発ずつ拳銃を発砲。
そのうち2発が石橋容疑者の肩と腹部に命中しました。
撃たれた後も、石橋容疑者は逃走を続け、前述の電柱にぶつかって、ようやく停止しました。
警官は、石橋容疑者をその場で公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕。
近所の人の話では石橋容疑者は助手席に座ったままでぐったりしていたとのことです。
さらに救急隊員から心臓マッサージを受けている石橋容疑者の腹部は赤く染まっていたという情報もあります。
石橋容疑者は心肺停止の状態で、ドクターヘリで搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
大阪府警は「被疑者が亡くなったことは残念だが、詳細については現在調査中」としています。
ちなみに、発砲した警察官が拳銃をホルダーにしまう際、誤射をしてしまったということです。
誤射による怪我人は出ていません。
石橋健太容疑者が逃走した理由は?
現在、石橋健太容疑者が逃走した理由は分かっていません。
逃走時乗っていた車は盗難車だったので、単純に逮捕されることを嫌がっての逃走と考えるのが普通です。
ただ、それにしては異常な行動が見られます。
パトカーに車をぶつけたり、拳銃を向けられても停止しないなど、ただの車泥棒にしては行動が過激に思えます。
薬をやっていたか、車泥棒よりももっと重犯罪を犯していたか。
いずれにしても、この事件の闇は深そうです。
今後の捜査の進展に注目しましょう。
拳銃発砲は適切だったのか?世間の意見は?
こういう事件が起こると、警察官の拳銃発砲は適切だったのかの議論がされる傾向にあります。
今回の事件の発砲は適切だと感じているのか、世間の意見を見ていきましょう。
もしかすると一歩間違えたらお巡りさんの方が亡くなっていたかもしれないって言うのと、なりふり構わず暴走した車が歩行者に突っ込んで轢き殺していたかもしれないと想像したら、ここで発砲して止めてくれたお巡りさんの判断は間違ってないと思う。
警察官の判断は間違いじゃないという意見です。
警察官自身や、周りの住民の安全を考えたら、発砲したのは妥当という考えですね。
犯罪も外国人も含めて凶悪化しているのは理解しますが、アメリカの様に市民が銃を携行している可能性の高さから見ると、間違いなく銃を携行している人が少ないのですから、銃を携行している日本の警官が銃を使って制圧するのは、相手が同様の武器や凶器を使用する時か市民が危機に有る時を想定して欲しいと思います。
こちらの方は、アメリカに比べて犯人が銃を持っている可能性が低いから、銃を使って制圧したのはやりすぎなのではという意見です。
こちらの意見に関しては、good評価よりbad評価の方が5倍ぐらい多いです。
また批判意見も大量に寄せられています。
コメント欄を見た限りだと、今回の発砲は適正使用だという意見が8割ほどで優勢でした。
個人的にも、今回の銃の使用は適正だったと感じます。
石橋健太容疑者は警察官の制止も聞かず、車を動かし続けていました。
かなり興奮した精神状態だったと思います。
かなり狭い路地にも関わらず100㎞/hも出ていたという情報もあったので、このまま逃げられたら歩行者が轢かれていた可能性も大いにあります。
こういう事件があった時に、批判が殺到してしまうと、いざという時に拳銃の使用を躊躇ってしまう警察官が出てしまう可能性があります。
もちろん銃の乱用はよくないですが、適正に扱われたと判断された時は、しっかりと評価されるべきだと考えます。
まだまだ動機などが分からない事件ですので、新たな情報が入り次第追記・更新していきます。