現在SUVブームのど真ん中に位置する人気車種「ジムニー」。
インドで展開しているマルチ・スズキ社が「Auto Expo 2023」において、
新型『ジムニー5ドア』を発表しました。
(タイトル写真:引用 Youtube)
現行のジムニーはいわゆるファミリーカーではなく、個人の街乗り車、1人・2人でのアウトドアレジャー車として利用される側面が強く、その大きな理由である3ドア車としての物理的なサイズ仕様が乗る人を選ぶ車でした。
1970年の登場から根強いコアのファンを獲得しながらも、昨今のアウトドアブームも重なり、女性ユーザーも多く見受けられるようになりました。
人気の理由
特徴的なスクエアデザイン、地上高の高さ、走破性能、ラダーフレームを採用しオフロード車としての性能が高く仕上げられています。かつ流行りのアウトドアギアとしての所有満足度の高さと、より個性を高めたいユーザーに応えるカスタムパーツの豊富さも魅力です。
(現行のジムニー・シエラ)
やはり気になるのは物理的なそのサイズ!
後席の居住スペース、ラゲッジルームの情報もピックアップしてレビューします。
5ドア/現行モデルを伸ばしただけ?
基本的なデザインに大きな変更はありません。
(引用:Youtube)
真横からみたアングルでは中央部分が間延びされているのが確認できます。
ラゲッジスペースに窓が増えた形になっています。(ハスラーと同様)
サイズ・スペック
※カッコ内は現行ジムニー(シエラ)とのサイズ比
全長3985mm(+435mm)
全高1720mm(-10mm)
全幅1645mm(0mm)
ホイールベース2590mm(+340mm)
最低地上高 210mm(0mm)
トランスミッション:5MT/4AT
エンジン:排気量1.5L
気になるのは、全長は伸びたが、全高が1センチ低くなったところ。
車体の重心のポイントも低くなるので走行安定性、乗り心地の向上を図ったのかもしれません。
気になる!後席のスペース
(引用:Youtube)
割と大柄な人物のレビュー動画からの引用ですが、
全席との距離はこぶし1個分程度でしょうか?
少し狭そうにも見えますが、全長が43センチも伸びたので流石に現行モデルよりはスペースが確保されています。
ラゲッジスペース
(引用:Youtube)
小型のキャリーバッグ、リュックの積載レビュー。
(引用:Youtube)
なんなく収まり、まだまだ余裕のあるスペース感がありますが、厳密なサイズ情報は確認できませんでした。現行モデルから若干の奥行きサイズが伸びたかのかどうか?といった具合です。
(引用:Youtube)
後席を倒した状態。この動画ではフラットになっていませんでした!
これは現行モデルとの違いになるポイントになるかも?
しかしながら、全長が伸びた分、積載量のアップは確かでしょう。
燃費は?
燃費に関する情報も残念ながら確認できませんでしたが、ラダーフレームを採用しながら、全長が伸び車体重量のアップは間違いないので、エンジンの刷新がない限り、燃費は現行と比較して悪くなると予想されます。
日本発売は?
おおおおおぉぉ!! やっぱり出た! やっぱりあった!!! ジムニー5ドアがインドで発表&発売開始!!!! スズキ広報部に「日本発売は?」と直撃取材しました!! https://t.co/L470gkzahq
— ベストカー (@bestcarmagazine) January 12, 2023
(引用:Twitter)
インド法人のマルチ・スズキ社がいち早く発表した本モデル。
やはり気になるのは日本デビューの行く末。現在は不明ですが、
当然日本での市場性、同メーカーの他車ラインナップの影響もあると思います。
スズキのコンパクトSUVのラインナップを上げると
ハスラー、エスクード、クロスビーがありますが、当然現行のジムニー、シエラの存在も無視できません。
やはり、5ドアになることで確保される後席の居住性は、子連れファミリー層のニーズに応えられるのではないでしょうか?
スズキ社既存のコンパクトSUV車との販売戦略が気になりつつも、
結局は「日本発売なるか!?」この1点に尽きます!
※SUZUKI(日本)オフィシャルホームページでもジムニー5ドアの概要を含め、
企業ニュースとして紹介されています。
https://www.suzuki.co.jp/release/d/2023/0112/
これは・・・もしかすると・・・・