東日本大震災から丸12年。
今朝も5時13分頃に、千葉北西部で震度3、茨城や群馬などで震度2の揺れが観測されました。
丸12年経った今でもなお、あの日の恐ろしさ・不安感を鮮明に思い出します。
同時に、自分の日ごろの震災対策への意識の薄さを痛感した日でもありました。
今回は、あの日、避難時にみんなが困ったことって何だったのか?
を改めてご紹介。
それを踏まえて、自分なりの震災対策をしていけたらと思います。
家族の飲んでる薬の種類がわからなかった
東日本大震災で一番困ったことは、何も持たずに避難して、母が飲んでいる薬の種類がわからなかった事💊
お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんが普段飲んでいる薬はわかるように携帯のメモに入れておくとか、子供も知っておくとか、何かやっておくといざと言う時に助かると思う。#防災の日
— さち@車大好き一家🚗✨ (@sachiko_hapi) September 1, 2022
薬を持って逃げられたらいいのですが、
万が一、逃げるときに薬を持ち出せなかったら…。
祖父母や、父母が何種類も薬を飲んでいたとしたら、すぐに答えられないかもしれません。
避難先で、別の薬を処方されてしまう可能性もありますので
携帯で写真を撮っておくなどすると良いでしょう。
避難所で、離乳食の子とかどうしてたんだろうね?
アレルギーの子とか、食事制限されてる大人も。
透析してた人や家族は不安だったと思うわ。
西日本水害の時も、透析のお薬を送ってくれる会社から、電話あったもん。
「環境にお変わりないですか?ちゃんと透析できてまさか?困ったことないですか?」— Hiromi1961 (@Hiromi19611) March 11, 2021
こういったケースもありますね・・
仮設トイレはすぐには届かない現実
困ったこととして挙げられるのが、災害時のトイレ。
備えは不可欠です。
🔹避難所へ「仮設」はすぐに届かず
🔹命と尊厳に関わる問題🗞8/27公明新聞電子版 #災害時のトイレ pic.twitter.com/8IKjJWZOzy
— 上野けんいち 浦安市議会議員 (@ken1ueno) August 26, 2022
こんにちは。月曜更新の連載、災害時のトイレに備えるための第2回を書きました。#東日本大震災 や #熊本地震 の避難所で最も困ったことはトイレでした。生活環境を確保する上で、忘れがちなのがトイレなのです。https://t.co/Lq8cYA8f9A
— 加藤篤(NPO法人日本トイレ研究所) (@pooprince) April 4, 2022
地震などで断水や停電になると、水洗トイレの水は流れなくなります。
代わりの仮設トイレは、すぐには届かない現実。
そんな時、自分で簡易トイレをもっていれば…と避難先で考えた人は少なくないはず。
最近では、ソロキャンプやキャンピングカー生活で簡易トイレを購入する人も増えているため、
10年前よりも種類が充実してきています。
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【女性の方はご一読を!】災害時に避難所で困ったことの1つは、生理用品がなかったことだと聞きました。水や食糧と違って頼みにくいですし、ポーチはいつも、バッグやコートなどに入れておいてくださいね!
— さゆり (@sayuringo0530) March 12, 2011
当時、避難先では女性の生理用品がなく、
支援希望物品の上位にあがっていたことが思い出されます。
断水して風呂に入れない
災害時の避難生活で困ったことは多々ありましたが
風呂/シャワーを自由に使えないことがとにかく不便でした
自衛隊のテント風呂を借り
親戚宅で借り
内陸のホテルに行ったり
もう地域一帯が被災するとどうしようもない
避難所の学校に身を寄せたけど
「シェルター」としては頼りなさすぎる— リサイクルショップエコット籠原店 (@ecotto8) July 10, 2021
@futabakawauchi お風呂2:避難の時に困ったことの一つにお風呂が。あの車中泊、とにかく汗臭かったことが今でも忘れられない。車中泊、しかも3月と言う事もあり、外気は冷たく乾燥しその寒さを避けるため車の中はとても暑く。子供達は汗をかくがその体をきれいにすることができない
— 新妻秀一:脱原発、若者子供妊婦を守れ (@futabakawauchi) May 18, 2012
避難先では自由に水が使えないこともあります。
夏場になると、暑い中何日か風呂に入れないと
フラストレーションがたまることも。
水は使えないけどニオイ対策はしたい…
そんな方には、水を使わないシリーズをご紹介。
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避難先へのルートの確認。ただし複数のルートを確認して!
何度でも呟く私の経験談なんだけど、避難所と行く道は複数確認しとくのおすすめ…。広島で大雨の時、唯一把握してた避難所への道が土砂崩れしてて困ったことがある😂
でも夜中だから動けないし怖いよね…😢靴下履くとか…避難袋手元に置いとくとか…どうか気をつけて…— さとう もぐも⚾︎漫画「続!おもいだせ!つば九郎」 (@mogumo_sports) July 2, 2021
避難所の学校の入り口が見えづらくてわからないのは本当に困ったこと。どんなに避難所調べてあっても見えづらくて入り口わからないとか、拒否された時に遠くの避難所まで行かないといけないけど遠くだとなかなかいけないという不便もあったり、色々あったから(◞‸◟)
責任者に調べておけと言われても— 優🐿白杖使いの無虹彩ガール! (@yuu_ssm) February 13, 2021
困ったことに、他の避難所も川の近くなんですよね😂
万が一の時はちょっと離れた避難所に避難するしかないなと覚悟しております。。
何事もないことを祈ります🙏— ひかる✈️7/2Poncha1周年クッキー缶 7/30ミートパイ会 (@mmxhikaru) October 11, 2019
災害はいつ何時起こるかわかりません。
地震や津波だけでなく、大雨による災害も起こり得ます。
土砂によって、唯一把握していた避難所への道が立たれることもありますし、
避難先がいっぱいということもあります。
そんな時、あらかじめ別ルートや別の避難先を確認しておくことも大事です。
情報の大事さ、人の声が聞ける安心感、スマホの充電
北海道の地震で困ったこと置いておきますね
・スマホの充電は思ったより早く減る
・夜に地震が来て停電したら本当にヤバイのでなにかしらの照明手段を確保
・手回しラジオ最強、情報もそうだけど人の声が聞ける安心感すごい
・余震怖いから服を着て寝ろ
・避難時はブレーカー落としておけ— うづきはら (@abare_udukihara) February 13, 2021
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まだまだ課題も多い
地震時に北海道にいた外国人185人に「地震発生時に困ったこと」を尋ね、「外国人向けの避難マニュアルがない」(22%)、「スマートフォンなどで多言語の災害情報がない」(18%)といった回答を得た。
— Inabaku (@Inabaku) October 9, 2018
今ラジオで、震災の時の避難所での視覚障害者の困ったことに、一人で並ばないといけないから介助の人と炊き出しに並べないとか、回覧が読めなくて…とか言うてはるけど、ホンマにそんな「前時代的」な融通の悪さがまかり通ってたんかいな?もしホンマなら…避難所内のモラルから崩壊しとるがな。
— きたさん (@kitaichi_e5) September 1, 2014
総合防災安全課より「#ペットとの同行避難 」の講座が2カ所の地域で開催。私も動物愛護推進員として参加させていただきました。
避難所での飼い主とペットの過ごし方、避難所以外の避難先の検討等のお話に皆さん真剣❗
要望いただいた「同伴避難場所」がんばります🐕😸#内藤みき子 #動物愛護推進員 pic.twitter.com/iHVTFMHvXY— 内藤みき子 (@mikiko_naito) March 6, 2023
終わりに。
災害とともに生きる日本。
様々な対策を行って、運よく避難先に逃れたとしても、そこから先にも困りごとや問題は潜んでいます。
なかなか公な問題として扱われにくいけれど、
「問題を把握しておくことで、自分なりにも対策ができるかもしれない」というものをご紹介致しました。
また、「こういうことで困っている方もいる」と知ることも大切な災害対策の一環だと思います。