広域強盗事件の指示役「ルフィ」こと渡辺優樹容疑者とかつて知り合いだったとして、渦中の人となったお笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹氏。
一時、イベントの出演などを見合わせていた兼近氏ですが、現在平常運転に戻りつつあります。
そんな中、2月16日にちにABEMAの番組「Abema Prime」に出演した兼近氏の発言が物議を醸しています。
一体どんな発言をしたのでしょうか?
詳しく見ていきます。
目次
中国企業が沖縄の無人島を購入
兼近氏の発言に触れる前に、番組で取り上げられたニュースの詳細を見ておきます。
2023年2月16日午後9時から放送した「Abema Prime」では、中国企業が沖縄本島北部の屋那覇島(やなはじま)の約半分を購入したと、報じました。
屋那覇島は、面積0.74㎢、東京ドーム約16個分の無人島で、透明度のある海が魅力的な島です。
釣りスポットとしても人気が高いようです。

引用:Googleマップ
先日、この島を購入したと中国人女性がSNSを使って公表。
大きな話題となっています。
女性は3年前にビジネス目的で購入したと言っており、屋那覇島を訪れた際の様子を動画で伝えています。
不動産登記上は、東京都港区に本社を置く中国系のコンサルティング会社が屋那覇島の一部を所有していることになっています。
この女性の家族が経営する会社と見られています。
この件が明るみに出ると、一部の日本人から前所有者に対して、「なぜ中国人に売ったのだ?」と批判がきます。
それに対して前所有者は「私は中国には売ってません。日本の企業に売ったんですよ」と反論しました。
前所有者によると、2020年12月、ある日本人男性が島を購入したいと話を持ち掛けてきたため、売却したといいます。
そして、今回の中国人女性のSNSを見て、自分が島を売った相手が中国系の会社だと知ったということです。
ここ数年、北海道などでも、中国人や中国企業にに土地を買われる事態が続いています。
無人島売買の問い合わせでも中国からの問い合わせが多いと言います。
今回の件で、中国のSNS上では「中国の領土になった」というコメントが相次いでいます。
このままでは多くの日本の土地が、中国によって占領されてしまうかもしれないと言っても過言ではないでしょう。
この件については、後日また詳しく記事にします。
兼近大樹氏、無人島購入に「ありがとうございます」
2023年2月16日放送の「ABEMA Prime」に出演したEXIT兼近大樹氏。
番組では前述した、中国人が屋那覇島を購入した件を取り上げていました。
VTRを見終わり、EXITに話しを振られると、りんたろー。氏は「外国に買われて困る土地は国が予め買っておけばいい。外国企業が地域の発展に貢献することもあるかもしれないから、僕はあまり気にならない」とコメント。
兼近大樹氏は「日本人は日本の土地に魅力を感じていない。海外に土地を買っている。逆に海外の人は日本に魅力を感じてくれているということだから『ありがとうございます』と思っちゃう」とコメントしました。
この発言が、現在物議を醸しています。
実際、番組を見てみると、相方のりんたろー。氏もこの件については大して危機感を感じていない様子。
その後、解説をしていた辛坊治郎氏もこの件に関しては「大した問題では無い」と明言。
EXIT二人のコメントに対しても「正解」と評しています。
なので、この番組自体が無人島を中国人が買ったことに対して「問題はない」というスタンスで作られています。
そんな中で、兼近大樹氏の発言だけ切り取られニュースにされ、批判を浴びる状態になっています。
ある意味可哀そうではありますが、世間ではまだ過去の事件に関して兼近氏に批判の声も多くある現状。
今回の件、色々な意見はありますが、日本人感情としてはやはり「日本の土地を他国の人に買われるのは嫌」という思いを抱く人の方が多いでしょう。
兼近氏の一挙手一投足に注目が集まっている中での中国擁護の発言。
批判が出てもおかしくはありません。
本当に完全復帰したいのであれば、その辺りもう少し慎重に発言するべきだと思います。
吉本興業は兼近大樹氏を本気で守ろうとしている
前述した通り、一部イベントなどを見合わせて、「もうTVには出れないのではないか」と噂されていた兼近大樹氏ですが、予想に反して早い復帰となりました。
2023年2月15日には地上波の「めざまし8」にも出演し、広域強盗事件の件で「今はまったく関係ないが、過去の知り合いが起こした事件に申し訳ない気持ちがある」とコメントしました。
地上波で兼近氏を出演させ、この件に触れさせたの大きな意味を持ちます。
テレビ局側は「この謝罪でこの件はおしまい。今後は普通に兼近氏を使っていく」という意思の表れだと思います。
数年前、反社との繋がりや闇営業問題で処分された芸人達。
特に雨上がり決死隊の宮迫博之氏がテレビから干され、その後YouTuberになったことは記憶に新しいです。
その時の対応とは大きく異なります。
兼近氏は、ダウンタウン松本人志氏や明石家さんま氏などからもエールを送られ、吉本興業からも守られている雰囲気が伝わってきます。
「他局もフジに追随するのではないでしょうか。闇営業問題では芸人が容赦なく処分されましたが、今回は全く違う対応。吉本が本気で守ろうとしているのが分かる。兼近はテレビのままのいいヤツで、悪く言う人はなかなかいないですから」
番組制作関係者によると、兼近氏は過去はどうあれ、現在は「善人」で悪く言う人がいないといいます。
吉本興業としてもこのまま兼近氏を腐らせてしまうのは惜しいと考えているようです。
ただ、もしかしたら、このニュース記事すらも兼近氏の印象を良くするために作られた、吉本興業の息のかかった記事かもしれません。
いずれにしても、吉本興業としては兼近氏をこのまま推していこうと考えているようです。
兼近大樹氏の発言に関して世間の声は?
今回の兼近氏の発言に関して、世間ではどういった意見があるのでしょうか?
一部ピックアップしてみました。
こういうところが叩かれる所以だと思う。
そもそもこの島のもとの持ち主は日本人に売ったつもりだったと言っていたから、中国人が身元を隠して購入した可能性すらある。 そんなやり方してまで日本の土地を買われて、良かったと本気で言ってるのだろうか?
過去を反省してるなら、お笑いだけに専念して、コメンテーターはやめてくれ。
やはり批判的な意見が大多数を占めています。
この方も言っていますが、コメンテーターなどせずにお笑いに専念した方がいいのではないでしょうか?
吉本興業としては、今は出れる番組にドンドン出したいという考えかもしれませんが、こういった報道番組ではちょっとした発言が炎上する可能性があります。
EXITの2人は政治経済や世相に含蓄があるとはとても思えません。
無難にバラエティだけに出していた方がいいのではないかと思います。
可哀想に・・。叩かれるよね・・。知らないことをコメントさせられるのだから。単純に表面だけを理解してしゃべるのだから。歴史も中国という国も、世界情勢も知らないのにコメントさせられるのだから。
「知らない事をコメントさせられて、叩かれて、可哀想」という意見です。
確かにそうかもしれないですね。
この件に関しては、コメンテーターに据えた番組側のミスキャストと言えるでしょう。
ただ、知らない事なら当たり障りのないコメントをするということを覚えた方がいいかもしれないですね。
この笑顔見れて幸せ😊#アベプラ#EXIT #兼近大樹 pic.twitter.com/VhKICHYowr
— しゃお (@exxxxx_1031) February 16, 2023
Twitterではアベプラに出演した兼近氏に対して「兼近氏を見られて感無量」といったツイートも多く見られました。
こうやって、過去の事や炎上発言があっても無条件に応援してくれるファンがいる以上、今まで以上に頑張らないといけないかもしれないですね。
兼近氏の今後に注目が集まりそうです。
また新たな情報が入り次第追記・更新していきます。