シゲアキさんの新作「オルタネート」が直木賞候補にノミネートされましたね。
実は、加藤シゲアキさんは、2012年からアイドル活動と並行して、小説を書いていました。
中には、映画化されたものもあります!
そして気になるのは、「加藤シゲアキさんの本の印税」です。
実際、加藤シゲアキさんは本の印税をいくらもらっているのでしょう?
調べてみると、驚きの金額が明らかに!!
今回は、加藤シゲアキさんの印税を、本の発行部数から計算してみました!
加藤シゲアキの小説が直樹賞候補に!
2020年11月19日に発売された加藤シゲアキさんの小説「オルタネート」が第164回直木賞にノミネートされました。
加藤シゲアキさんの小説「オルタネート」とは・・・
高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。
東京のとある高校を舞台に、3人の若者の運命が、鮮やかに加速していく――。
恋とは、友情とは、家族とは、人と“繋がる”とは何か。
悩み、傷つきながら、〈私たち〉が「世界との距離をつかむまで」を端正かつエモーショナルに描く。
著者3年ぶり、渾身の新作長編
引用:加藤シゲアキ 3年ぶりの長編小説がベストセラーに 発行部数6万部を突破(Book Bang) – Yahoo!ニュース
加藤シゲアキさんといえば、ジャニーズ事務所のグループ「NEWS」で活躍してますよね。
最近では報道番組やバラエティ番組でMCをするなど、加藤シゲアキさんはトークが上手なイメージですが、まさか小説を書いていたとは知りませんでした。
実は、加藤シゲアキさん、小説を発表したのが今から8年前の2012年でした。
それからコンスタントに小説を発表し続け、今回の「オルタネート」を入れて全部で小説6冊、エッセー1冊を発表しています。
アイドル活動が忙しいのに、これだけの本を執筆できるってすごいですよね。
しかも、8年間も継続できているのが素晴らしいです。
「オルタネート」の注目度がすごい
今回直木賞にノミネートされた「オルタネート」ですが、発売当初から人気がすごかったようです。
「オルタネート」は、「小説新潮」で連載がスタート。
初回連載された「小説新潮1月号」(2019年12月21日発売)は、発売前からネットで注文が殺到。
売り切れ店も続出したため、新潮社は異例の緊急重版を決定したそうです。
「小説新潮」を重版することは、創設以来初めてだということで、どれだけ加藤シゲアキさんの小説が注目されていたのかが分かります。
2020年11月19日に「オルタネート」が発売されると、本が完売状態になり、発行部数は一週間で6万部にのぼっています。
本は2万部売れたら大ヒットと言われているので、一週間で6万部の発行部数はかなりの大ヒットなのはないでしょうか。
加藤シゲアキの小説の累計発行部数は?
それでは、加藤シゲアキさんの小説を見ていきましょう!
2012年、加藤シゲアキさんが初めて書いた小説は「ピンクとグレー」です。
この作品は、2018年6月8日時点で発行部数25万部を突破したベストセラーとなっています。
本は10万部以上でベストセラーと言われているので、「ピンクとグレー」は、大ベストセラーになるのではないでしょうか?
その後、Hey! Say! JUMPの中島裕翔さんが主演となって、2016年1月9日に映画化されています。
加藤シゲアキさんは配役されてないのですが、少しだけ映画に映っているようですよ。
その他にも、加藤シゲアキさんが執筆した小説は全部で6冊あります。
- ピンクとグレー(2012.1.28)・・・25万部発行(※ダヴィンチ調べ)
- 閃光スクランブル(2013.11.25)
- Burn.ーバーンー(2014.3.21)
- 傘をもたない蟻たちは(2015.6.1)
- チュベローズで待ってる(2017.12.12日)
- オルタネート(2020.11.19)・・・6万部発行
1冊目「ピンクとグレー」~5冊目「チュベローズで待ってる」まで、小説の累計発行部数が45万部と発表されています。
初小説は『ピンクとグレー』。ジャニーズのNEWSのメンバーが小説家デビューしたと話題になった。
小説は映画化され、文庫になって現在も読まれ続け、累計45万部の大ヒットとなった。
引用:yahooニュース
それに、今回発表された「オルタネート」の6万部を足すと、加藤シゲアキさんの小説の累計発行部数は約50万部になります。
「オルタネート」は、直木賞にノミネートされ、発売されてからまだ日にちが経っていないこともあり、これからどんどん売れていく可能性があるます。
まだ発行部数は伸びそうですね。
加藤シゲアキの小説の印税は?
加藤シゲアキさんの累計発行部数がわかったところで、では、加藤シゲアキさんの本の印税って、一体いくらなんでしょう?
ちなみに、印税の計算には「売上」ではなく「発行部数」を使います。
本は、「売り上げた冊数」ではなく、「発行された部数」によって印税が支払われるからです。
印税の計算方法
印税の計算は、通常だと
「発行部数×本の価格×10%」
となります。
この10%が契約によって違うらしいのですが、
「火花」で大ヒットした又吉直樹さんの場合は、10%だったらしいです。
また、そこから事務所の取り分が差し引かれます。
ここも芸能事務所によって分かれますが、半分が事務所、半分が作者に振り分けられるようです。
又吉直樹さんは、300万部を発行し、印税が1臆8000万円受け取ったのではないかと言われています。
通常、印税は定価の10%。『火花』の場合、10%はそのまま所属の吉本興業に入り、又吉本人にはその半分の5%が払われたと聞きます。
単行本は税抜き1200円なので単純計算では1億8000万円が又吉に入ったことになります」
(芸能ライター)
引用:めるも
又吉直樹さんの例から考えると、
加藤シゲアキさんは、
約50万部を発行し、印税が3000万円ということになります。
(※本の価格が違うので一概には言えません。あくまで目安です。)
映画化された作品の原作使用料は?
加藤シゲアキさんの1作目の小説「ピンクとグレー」は映画化され、興行収入が2016年3月で6億円を突破しています。
6億円も興行収入があれば、さぞかし使用料があるのだろうと思っていたのですが、映画の原作使用料は規程で「上限は1000万円まで」と決められています。
相場は200万~400万円ほどだそうです。
その使用料から事務所の取り分を引いた額が、加藤シゲアキさんへ支払われる仕組みです。
本の売り上げから考えたら、映画の使用料は少ないんですね。
ただ、それでも100万円~はもらっているのでしょう。
そのため、加藤シゲアキさんが小説で稼いだ印税、映画の使用料は合わせて約3000万円ということになります。
ただ、加藤シゲアキさんの「オルタネート」がどんどん話題になったら、発行部数は増えるでしょうし、映画化、アニメ化、ドラマ化も進むでしょう。
又吉直樹さんの「火花」のように、大ヒットしたなら、印税2億円も夢じゃないかもしれませんね。