2022年11月29日、医師の菊池美佐子容疑者44歳が、自身が担当している90代の患者の銀行口座から現金1930万円をだまし取ろうとした疑いなどで逮捕されました。
菊池美佐子容疑者は2022年7月、亡くなった患者の代わりに、患者の妹を銀行に連れていき、患者の口座から現金をだまし取ろうとしたとのことです。
菊池美佐子容疑者とは一体どんな人物なのでしょうか?
事件の経緯と共に詳しく見ていきます。
菊池美佐子容疑者の顔画像Facebookは?
ニュースで報じられている、菊池美佐子容疑者のプロフィールは以下の通りです。
- 名前:菊池美佐子(村上美佐子)
- 年齢:44歳
- 住所:不明
- 職業:医師 内科医
- 勤務地:東京都国分寺市
菊池美佐子容疑者は事件当時、村上という苗字でした。
なぜ、苗字が変わったのか?
詳しくは以降の項目で見ていきます。
菊池美佐子容疑者の名前でfacebookを検索してみました。
同名のアカウントが複数出てきましたが、菊池美佐子容疑者と特定できるものはありませんでした。
また、「村上美佐子」でも検索しましたが、それらしいアカウントはありませんでした。
同様に、インスタグラムでも2つの名前で検索しましたが、菊池美佐子容疑者と特定できるアカウントはありませんでした。

引用:インスタグラム
SNSに関しましては、引き続き調査したいと思います。
菊池美佐子容疑者の勤務病院は東京都国分寺市
菊池容疑者は当時、国分寺市内の病院に内科医として勤務し、女性の主治医だったということです。
報道によると、菊池美佐子容疑者は事件当時、東京都国分寺市の病院に内科医として勤めていたとのことです。
ニュースでは、詳しい病院名などは公表されていません。
Googleマップで国分寺市の病院を調べましたが、当然複数の病院があるため、菊池美佐子容疑者が勤めていた病院を特定することはできませんでした。
菊池美佐子容疑者女性医師詐欺事件の概要
菊池美佐子容疑者が起こした詐欺事件の概要を詳しく見ていきます。
事の起こりは2022年6月、国分寺の菊池美佐子容疑者の勤める病院に、90代の女性が緊急搬送されました。
その女性は約1週間後、亡くなってしまいました。
その女性の主治医になっていたのが、菊池美佐子容疑者でした。
その後同年7月に、菊池美佐子容疑者は亡くなった女性の銀行口座からお金を引き出そうとして、銀行に訪れ、女性の預金の払戻請求書を偽造し提出しました。
この時、菊池容疑者は「近々、女性の養女になる予定の者です。本人は高齢なので家に置いてきました」と説明したといいます。
すでに亡くなっている女性を生きているように偽って、お金を引き出そうとしたということです。
しかしこの時は、高額のため本人の確認が必要だと断られました。
菊池美佐子容疑者は、同日、1人の女性を連れて銀行を再訪します。
この女性というのが、亡くなった女性の妹だったのです。
菊池美佐子容疑者は、この妹に亡くなった女性のふりをさせ、菊池容疑者の口座宛ての振込依頼書を書かせて提出させました。
この女性は認知症を患っており、判断力が低下していたということです。
亡くなった女性と認知症の女性という2人を利用して、お金をだまし取ろうとするとは、かなり卑劣ですね。
そして、菊池容疑者とこの女性のやり取りを不審に思った銀行員が通報し、事件が発覚したとのことです。
菊池美佐子容疑者の恐ろしいのは、お金をだまし取るために、この認知症の妹の養子になっていることです。
これが、菊池美佐子容疑者に「村上」というもう一つの苗字があった理由です。
亡くなった女性も「菊池」姓のため、妹の養子になり菊池姓を手に入れたら、お金を簡単に引き出せると考えたのでしょう。
恐ろしいまでの周到さと、お金に対する執着ですね。
調べに対して菊池容疑者は「銀行には認知症の妹に頼まれて行っただけ、死んだ人の預金を払い戻すことが悪いこととは知らなかった」と容疑を否認しています。
菊池美佐子容疑者はあくまでも、認知症の女性に頼まれてやったことと犯行を否認しています。
しかし、姉の臨終間際の1週間だけ主治医になった女性にそんな事を頼むわけがありません。
無駄な言い訳などせずに、しっかり罪を認めていただきたいものです。
菊池美佐子容疑者女性医師詐欺事件の犯行動機は大金に目がくらんだ?
菊池美佐子容疑者はなぜこのような詐欺事件を起こしたのでしょうか?
菊池容疑者は犯行を否認しているため、動機はまだ明らかになっていません。
引き落とそうとした金額は1930万円です。
普通に考えたら、大金に目がくらんだということでしょう。
ただ、菊池美佐子容疑者は医者です。
何不自由なく暮らせるだけの稼ぎはあったはずです。
犯罪者になるリスクを負ってでも、今回の詐欺を起こした理由が分かりません。
ここからは、あくまでも想像ですが、亡くなった女性とその妹の女性は共に菊池姓です。
恐らく女性たちは結婚していなかった、そして二人以外の身寄りがいなかったのではないでしょうか?
菊池美佐子容疑者は、親族が認知症の妹一人しかいないことを知り、簡単に騙せると考え、今回の事件を起こしたと考えるのが自然な気がします。
菊池美佐子容疑者としたら、苗字を変えるだけで、2000万近くが簡単に手に入ると思ったのでしょう。
実際、弁護士の方が以下の様に語っています。
大澤孝征弁護士:「書面で養子縁組届を提出すれば認められるのが原則。(提出は)1人でも構わないわけですから。しかし、意思能力がかなり不十分になっていることを利用して養子縁組をさせたことが認定されれば、その行為自体は無効になるし、犯罪行為の一部を構成することになる」
原則としては、養子縁組届けを出していれば、養子になることは認めらるとのことです。
ただ、今回の様に意思能力が不十分な相手を利用して、養子縁組を成立された場合は犯罪になるということのようです。
今回は銀行員の機転で未然に防げましたが、同様の事件が犯罪にならずに起きている可能性があるということですね。
菊池美佐子容疑者女性医師詐欺事件に対する世間の声は?
菊池美佐子容疑者が起こした、今回の詐欺事件に関して、世の中の人はどんな意見を持っているのでしょうか?
一部ピックアップしてみました。
それにしても、今回は銀行の方が怪しさに気づいてくれたので預金は守られたが、場合によっては成功していたかもしれないと思うと、患者の情報をある程度知る立場にある医師のモラルが問われる事件だと思った。
患者の情報から、こういった詐欺を思いつく可能性があるということで、医者のモラルが問われるという意見がありました。
上の意見に関連して、以下の様な意見もありました。
医者はまだ少ないが弁護士は大勢がやってる。
法律の専門家が悪事を働くと始末が悪い。
介護施設でも認知症の入居者の口座から勝手にお金を引き出す介護士がいたってニュースもまぁまぁあるし、本当に誰も信用できないな。
医者に限らず、弁護士や介護士など、高齢者の情報が手に入る職業だと起こりうる事件だという意見です。
もちろん、多くの医師、弁護士、介護士の皆さんは一生懸命真面目に働いているとは思いますが、ほんの一部のモラルの無い人間がこういう事件を起こしているということです。
簡単に他人の情報が手に入る職業の人は、人並み以上の倫理観が求められますね。
ここまでするかあ? 戸籍に養女の記録残るよね?
過去に別の養女になった記録あるか調べた方がいい。
過去にも余罪があるかも知れないから、別の養女になっていた経歴がないか調べた方がいいという意見もありました。
たしかにここまでお金に執着しているのなら、余罪もあるかもしれませんね。
また、新たな情報が入り次第追記・更新していきます。