岸田文雄さんは政治家一家に生まれています。
祖父が政治家で、父、岸田文雄さんと3代政治に携わっています。
そして、親戚には総理大臣、社長ととにかくすごい家系なんです!
今回は、岸田文雄さんを取り巻く家族や親戚、華麗なる一族をご紹介します!
2021年9月29日、岸田文雄さんが総裁選を制し、第100代目内閣総理大臣に就任しました!
目次
岸田文雄の家系図!
岸田文雄さんは、4代にわたり政治家です。
- 祖父:岸田正記
- 父:岸田文武
- 本人:岸田文雄
- 長男:岸田翔太郎(予定)
また、父の岸田文武さん、岸田文雄さんの嫁は、いずれも社長令嬢なんですね。
そして、岸田文雄さんの親戚に第78代首相宮沢喜一さんがいます。
ここまでくると、肩書がない人のほうが少ないですね・・・。
岸田文雄は四代続く政治家一族
(一代目)岸田文雄の祖父:岸田正記
岸田文雄さんの祖父は、岸田正記さんです。
- 名前:岸田正記(きしだ まさき)
- 生年月日:1895年12月1日
- 没年月日:1961年6月3日
- 享年:65歳
- 出身地:広島県
- 最終学歴:京都帝国大学法学部
- 職業:元衆議院議員・元幾久屋百貨店主・穏田マンション社長
岸田正記さんは、商才がある人でした。
旧満州で幾久屋百貨店を興し、一財産を築きます。
1928年に衆議院議員となり、その後も6期連続当選を果たすという偉業を成し遂げました。
戦後は職を追われますが、1953年に再び衆議院議員に当選。
議員のみならず、幾久屋商事社長、穏田マンション社長を歴任するなど、岸田家の地位を盤石にしたのが岸田正記さんです。
(二代目)岸田文雄の父:岸田文武
岸田文雄さんの父は、岸田文武さんです。
- 名前:岸田文武(きしだ ふみたけ)
- 生年月日:1926年8月19日
- 没年月日:1992年8月4日
- 享年:65歳
- 出身地:広島県広島市
- 最終学歴:東京大学法学部政治学科
- 職業:元衆議院議員・旧通産省官僚
岸田文武さんは、官僚から政治家になった人です。
- 1949年 通産省(現・経済産業省)入省
- 1974年 貿易局長
- 1976年 中小企業庁長官
1978年に退官すると、1979年の選挙で衆院議員に当選します。
その後5回当選を果たし、自由民主党の経理局長として自民党のお財布を管理した人でもあります。
しっかりと真面目な性格が買われたんでしょうね。
本が大好きで、暇さえあれば本屋に出没していたというエピソードがあります。
お嫁さんは、日東製粉社長令嬢の井口澄子さんです。
(三代目)本人:岸田文雄
そして、岸田家政治家三代目は、岸田文雄さんです。
- 名前:岸田文雄(きしだ ふみお)
- 生年月日:1957年7月29日
- 年齢:64歳(2021年9月現在)
- 出身地:東京都渋谷区
- 最終学歴:早稲田大学法学部卒業
- 職業:衆議院議員 自由民主党
岸田文雄さんは、何と言っても真面目な人です。
お父さんの文武さんに似ているのかもしれませんね。
しかし、政治ではある程度のリーダーシップが求められるため、2018年2月2日のデイリー新潮に「超つまらない男」と記事を書かれたことがあります。
岸田さんて、あの無表情のまんま、普段から何も話さない人なんですよ。
講演会を見に行っても、外相時代の自慢話ばかりでね、『安倍さんは実はこういう人で』といった具体的なエピソードとか、裏話なんかも一切なし。
引用:デイリー新潮
しかし、外務大臣時代には、現職のアメリカ大統領の広島訪問を実現させたことが、とても評価されています。
▲岸田文雄外相時代、オバマ大統領が広島を訪問
そのため、面白味はないかもしれませんが、仕事はできるタイプですね。
政治記者の評判も良いです。

岸田文雄さんは2021年9月の自民党総裁選に立候補しています。
もしかしたら、岸田文雄さんは総理大臣になるかもしれませんね。
2021年9月29日、岸田文雄さんはついに第100代目内閣総理大臣に就任しました!
岸田文雄さんの嫁は、広島の三次開発興業の社長令嬢、和田裕子さんです。
(四代目)岸田文雄の長男:岸田翔太郎
- 名前:岸田翔太郎(きしだ しょうたろう)
- 生年月日:1991年1月14日
- 年齢:30歳(2021年9月現在)
- 出身地:広島県
- 最終学歴:慶應義塾大学法学部
- 職業:議員秘書
岸田文雄さんには、子供が3人います。
その長男の翔太郎さんは、岸田文雄さんの政治秘書をしているんです。
岸田文雄さんも、父の文武さんの秘書をして政治家になりました。
岸田翔太郎さんも、岸田文雄さんのように秘書の経験を経て政治家になるのかもしれませんね!
そうなると、岸田家は4代続く政治一家になります。

岸田文雄は親戚に総理大臣
岸田文雄さんの父、岸田文武さんの妹「玲子」さんが、宮沢喜一さんの弟「弘」さんと結婚して、宮沢家と岸田家はつながりました。
宮沢裕さんから続く、宮沢家は3代続く政治家一家です。
宮沢家は、みな東大出身という学歴一族でもあります。
親戚:(宮沢家一代目)宮沢裕
宮沢家の画像
父:宮沢裕/妻:こと/
左から長男:喜一/三男:泰/次男:弘
宮沢裕さんは、小さな百姓の長男でした。
貧しい家庭ながらも、京都に出稼ぎに行き、東京帝国大学法科大学政治学科卒業します。
その後、宮沢裕さんは内閣省へ入省。
1928年に広島3区から出馬し、衆議院議員になり、内閣調査局参与を経験します。
ちなみに、妻・ことさんは、司法大臣、鉄道大臣等を歴任した小川平吉さんの二女。
ことさんもすごい家系の方でした。
叔父:(宮沢家二代目)第78代総理大臣 宮澤喜一
宮沢家で一番有名なのが、宮澤喜一さんではないでしょうか。
岸田文雄さんの親戚には、第78代総理大臣の宮沢喜一さんがいます。
宮沢裕さんの長男ですね。
- 名前:宮沢喜一(みやざわ きいち)
- 生年月日:1919年10月8日
- 没年月日:2007年6月28日(87歳没)
- 本籍地:広島県
- 最終学歴:東京帝国大学(現・東京大学)法学部政治学科
- 職業:参議院議員・自由民主党・内閣総理大臣
宮沢喜一さんは、東京帝国大学法学部政治学科卒業後、大蔵省に入省。
東京帝国大学時代に優秀な生徒として、アメリカ留学を経験しています。
その時、一緒に留学していた庸子夫人と出会います。
宮沢喜一さんは、1953年に選挙で当選し、参議院議員になりました。
その後、衆議院議員選挙でも当選。
通商産業大臣、外務大臣、内閣官房長官を経て、第78代内閣総理大臣に就任しています。
叔父:(宮沢家二代目)宮沢弘
岸田文武さんの妹「玲子」さんの夫が、宮沢弘さん。
宮沢喜一さんの弟の「弘」さんと、岸田文武さんの妹「玲子」さんが結婚したんですね。
宮沢弘さんは、東京帝国大学卒で内務省に入省、広島県知事を経験し、参議院議員で当選。
自民党副幹事長や法務大臣を歴任しました。
従兄弟:(宮沢家三代目)宮沢洋一
宮沢弘さんと岸田玲子さんの間に生まれたのが、宮沢洋一さん。
宮沢洋一さんは衆議院議員で、経済産業大臣を経験。
現在は、自民党税制調査会小委員長を務めています。
宮沢洋一さんは、岸田文雄さんの従妹にあたります。
宮沢洋一さんは、
- 東京大学法学部第2類
- ハーバード大学行政学大学院
という輝かしい学歴を持っています。
一方の岸田文雄さんは、東大受験に3度も失敗していて、従妹の宮沢洋一さんと自分を比べて自分の資質を疑問に思っていたことがありました。
私は決して線の細いエリートではありません。
母校の開成高校は東大に進む生徒が多い中、私は東大受験に三回失敗するなど悔しい思いもしました。
引用:ヤフーニュース


岸田一族は親戚に社長も!
ほかにも、岸田文雄さんの親戚がすごいことになっていますので、ご紹介します。
- 義父:和田邦二郎 三次開発興行社長
- 母方の祖父:井口良二 日東製粉社長
- 叔父:井口三郎 東日本振興社長
- 叔父:岸田俊輔 広島銀行会長
- 弟・岸田武雄 三菱商事勤務
- 弟嫁・篤子 コイケヤ創業小池和夫長女
義父:和田邦二郎
岸田文雄さんの妻、裕子さんの父は和田邦二郎さんです。
和田邦二郎さんは、広島にある会社「三次開発興行」の社長です!
三次会初興行は、1969年に設立され、地元広島県の不動産業を営んでいます。
母方の祖父:井口良二/叔父:井口三郎
岸田文雄さんの母、井口澄子さんの家系も社長一族です。
井口澄子さんの祖父、井口良二さんは日東製粉社長。三菱商事の常務でした。
日東製粉は現在、日東富士製粉と名前を変え、製粉大手4社のうちの1社です。
また、井口澄子さんの父、井口三郎さんは新日本観光興業専務、東日本振興社長です。
叔父:岸田俊輔
岸田文雄さんの父、岸田文武さんの弟の「岸田俊輔」さんは、大蔵省証券局長、広島銀行会長・相談役を務めました。
弟:岸田武雄/弟嫁:篤子
岸田文雄さんの弟は、岸田武雄さん。
岸田武雄さんは政治家にならずに、三菱商事に勤務するエリート商社マンです。
岸田文雄さんの弟、岸田武雄さんの嫁は、コイケヤ創業の小池和夫さんの長女「篤子」さんです。
ポテトチップスで有名な、あのコイケヤです!
岸田家にお嫁にくる方は、みなさん社長令嬢なのですが、そういう決まりがあるのでしょうか?
それにしても、政治家、社長令嬢と岸田文雄さんの家系は華麗なる一族ですね!
