春の新生活!便利でお洒落なキッチングッズをお手頃価格でご紹介!

昨年解散の「ラストアイドル」が、再び同名義で新オーディション開催!旧メンバーはとまどいも。【解散までの流れもまとめてみた】

2022年5月31日に活動を終了した「ラストアイドル」。
しかし、再び「ラストアイドル新章」として、
新メンバー募集のオーディションを開催することが決まり、
元メンバーやファンにはとまどいの声が。

解散してもなお続く、
「ラストアイドル」の苦難の歴史を紹介します。

 

1stシーズン「ラストアイドル」初代オーディション開催

ラストアイドル とは…

日本の女性アイドルグループ。
秋元康
が企画したオーディション番組から誕生し、
2017年12月20日にCDデビュー。
バトルと称されるオーディションシステム、
高難度企画への挑戦を特徴とする。
2017年7月、秋元康が新しいアイドルグループのプロデュースを目的に
究極のオーディション番組を企画、募集を開始した。

引用:wikipedia

 

番組独自の審査システムが話題に

毎回アイドルになりたいチャレンジャーが番組に登場し、
アイドルグループ「ラストアイドル」のすでにNo.1~7の立ち位置にいる暫定メンバーと

立ち位置を賭けてパフォーマンス勝負。
勝者は
立ち位置へ、入れ替わりに敗者は「ラストアイドル」から去るという残酷なシステム。

 

審査員は4名いますが、
対決ごとに、決定権はランダムに一人の審査員に託されます。
例えば、3名の審査員が全員暫定メンバーの勝利と判断とした場合でも
決定権をもつ審査員が、チャレンジャーの勝利と判断すれば、
その回の勝者はチャレンジャーとなります。

 

番組当初の秋元康さんのコメントは以下の通りです。

秋元「今回のオーディション番組では、
敢えて、プロデューサーの僕が審査員の目から外れて、新鮮な目で
選んでいただこうと思いました。
しかも、審査員一同の総合点ではなく、審査員一人が判断を下すことによって、
平均的なアイドルではなく、偏ったアイドルが誕生するでしょう。
どんなアイドルグループが誕生するか楽しみにしています。」

 

 

チャレンジャーと暫定メンバーが入れ替わるシステム

※左が暫定メンバー、右が挑戦者/◯が勝者、●が敗者

8月19日放送:◯小澤愛実 × ●王林
8月26日放送:●相澤瑠香 × ◯古賀哉子
9月2日放送:◯安田愛里 × ●朝日花奈
9月9日放送:◯長月翠 × ●滝口きらら
9月9日放送:◯山田まひろ × ●池松愛理
9月16日放送:◯間島和奏 × ●高橋真由
9月23日放送:◯古賀哉子 × ●MISAKI
9月30日放送:●山田まひろ × ◯鈴木遥夏
10月7日放送:◯長月翠 × ●八剱咲羅
10月7日放送:◯間島和奏 × ●松本ももな
10月14日放送:●間島和奏 × ◯阿部菜々実
10月21日放送:◯吉崎綾 × ●西村歩乃果
10月21日放送:●長月翠 × ◯蒲原令奈
10月28日放送:●小澤愛実 × ◯大石夏摘
11月4日放送:◯蒲原令奈 × ●清原梨央
11月11日放送:◯大石夏摘 × ●大森莉緒
11月11日放送:◯吉崎綾 × ●籾山ひめり
11月18日放送:◯阿部菜々実 × ●猪子れいあ
11月25日放送:◯長月翠 × ●清原梨央
(※この日は蒲原令奈が活動辞退のため、敗者復活戦)
12月2日放送:◯鈴木遥夏 × ●中村守里
12月9日放送:◯安田愛里 × ●石川夏海
12月16日放送:◯大石夏摘 × ●山本愛梨

引用;https://mdpr.jp/news/detail/1734526

結果、選ばれたメンバーは
阿部菜々実(立ち位置1番:あべななみ/15)、
吉崎綾(立ち位置2番:よしざきあや/21)、
大石夏摘 (立ち位置3番:おおいしなつみ/13)、
安田愛里(立ち位置4番:やすだあいり/18)、
長月翠(立ち位置5番:ながつきみどり/17)、
鈴木遥夏(立ち位置6番:すずきはるか/14)、
古賀哉子(立ち位置7番:こがやこ/19)。

上記7名が、シングル「バンドワゴン」でメジャーデビューをしました。

4人の審査員のうち“天の声”が指名した1人の判定で勝敗が決する、
異例の形。4人の判定が3対1であったとしても、
指名された1人の審査員が1のほうを選んでいたなら、そちらの勝ちとなる。
実際そういう結果も生じた。
バラエティ色が強いシステムに見えるが、秋元の「多数決では指原莉乃は生まれない」
との考えによるものだったという。
確かに、芸能界では平均点の高いタイプより、
何かひとつ飛び抜けているほうが成功することは少なくない。
だが、結果的にラストアイドルのオーディションでは、
この方式が活きて異能派が世に出た例はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitotakashi/20220602-00298734

しかし、この番組独特のシステムが生んだ騒動も忘れてはなりません。
一人の審査員の判断により、
当時チャレンジャーだった蒲原令奈さんが、
ファンから圧倒的支持を得ていた長月翠さんを破って暫定メンバーに仲間入りしたのですが、
結果、世間からの理不尽なバッシングを受け、
アイドルを辞退してしまったこともありました。

※蒲原さんは
2018年4月〜沖縄銀行のCMに出演
2018年11月〜トヨタ自動車沖縄のCMに出演
され、その後もご活躍されました。

2ndシーズン「ラストアイドル」プロデューサーバトル

1stシーズンのさなか、衝撃の展開が。
上記のバトルの敗退者たちで、4組のユニットが新たに結成されます。

カッコイイ系の「Good Tears」
アイドル性の高いシュークリームロケッツ、
さわやかなSomeday Somewhere、
ゆるふわなLove Cocchi。

番組内で他ユニットが続々と誕生したことにより、
もともとのグループ「ラストアイドル」は、
イタリア語の「光」を意味する「LaLuce」へとグループ名を変更。
全5グループにそれぞれのプロデューサーがつき、
「プロデューサーバトル」が始まります。

セカンドユニットは敗退したメンバーの救済として、
ファンも歓迎する向きが多かった。
そして、番組のセカンドシーズンでは2ndシングルの表題曲を懸けて、
ラストアイドルを含めた5組による「プロデューサーバトル」が行われた。

秋元康のほか、小室哲哉、つんく、織田哲郎、指原莉乃が
各ユニットのプロデューサーに就いての総当たり戦。
決勝で秋元プロデュースのシュークリームロケッツが優勝し、
「君のAchoo!」が2ndシングルに。

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/saitotakashi/20220602-00298734

しかし、一方ではこんな声も。

「ラストアイドル」自身は「LaLuce」にグループ名を変更したものの、
「ラストアイドル」の2ndシングルを巡って、5組が総当たり戦に。
せっかく勝ち抜いてデビューしたのに、敗退組と同列になって
自分たちの2ndシングルを賭けた戦いをしなければならない「LaLuce」。

このあたりから、ドラマティックな企画にしようとするあまり、
勝ち進んだ人がいつまでたっても報われないシステムに「うーん…」という空気感が。
そんな矢先…

2018年4月15日 「ラストアイドル」2期生のお披露目

ファン「え…?!」

「ラストアイドルって
ファミリーネーム的なものになったんじゃなかったっけ?」

というファンのざわめきもかき消されるように、
第2期生がお披露目され(※2期生確定は9月30日)、
その後、間もなく
LaLuce吉崎綾・古賀哉子、Good Tears王林の卒業が発表されます。
この頃から、すでに「何のために戦い続けているんだ俺たちは」状態に。

2018年8月1日リリースの
3rdシングル「好きで好きでしょうがない」では全員合唱に。

1期生メンバー22人全員で歌唱する表題曲では
間島和奏(Someday Somewhere)がセンターである1番、
阿部菜々実(LaLuce)が2番、
長月翠(LaLuce、シュークリームロケッツ)が3番、
清原梨央(Someday Somewhere)が4番、
西村歩乃果(Love Cocchi)が5番の立ち位置を務めることに。

その後、4thシングル表題曲を賭けた
プロデューサーバトル第2弾も行われます。
(いつまで闘えばいいんだ!)

後藤次利が手掛けた「Everything will be all right」を
勝者「LaLuce」が歌い、4thシングルに。

3rdシーズン 「ラストアイドル」2期生確定

暫定メンバーだった、立ち位置9番の上水口姫香さんが辞退し、
敗者復活戦で大場結女さんが勝ち、正式メンバーへ。
センターだった篠原望さんが、橋本桃呼さんに敗れ、泣きながらセンターを去る場面も。
(※その後、篠原さんは2期生アンダーとしてデビュー)

第2期生オーディションでも
審査方法の曖昧さに批判が出ることも多かったようです。

番組「ラスアイ、よろしく!」では異色な企画の数々も

2018年10月からは、番組名「ラストアイドル」に
サブタイトル『ラスアイ、よろしく!』がつき、
オーディション番組から転換してバラエティ色に変わっていきます。

番組内では、集団歩行パフォーマンスや、
登美丘高校のバブリーダンスを手掛けた振付師・akane氏による「最高難度のダンス」、
選抜オーディションバトル、殺陣、ボリウッドダンスなど、
シングル作品に連動した高難度企画への挑戦が増えていきます。

成果によって立ち位置が決められ、習得したスキルを楽曲のパフォーマンスに取り入れた結果、
7thシングルの「青春トレイン」は
 一糸乱れぬフォーメーションダンスとして話題になりました。

 

「青春トレイン」は当時何度もCMで見ましたし、
神宮球場でのお披露目は各局で何度も取り上げられ、
MVの再生回数も話題になりました。

過酷な企画で培ったスキルの数々が、身を結んだ結果ともいえるでしょう。

では、なぜ「ラストアイドル」は解散したのか?コロナの影響も?

そんな中、
2022年5月31日に「ラストアイドル」は活動を終了します。

“プロアイドルヲタク”を自任するアイドル評論家ブレーメン大島氏は
こう語っています。

「あとは、売り出していく上での『手本がなくなってしまった』
というのもあると思います。握手会が出来ない今、例えば、AKB48のやり方は、
もはや参考に出来ません。
後は、仮定の話になってしまいますが、最近活気づいてきた
地下アイドルのやり方を参考にすれば、活動終了は回避できたかもしれません。
コンサート会場の規模を小さくして公演数を増やし、
『日銭を稼ぐ』という形で収益を上げる方向にシフトできれば
活動終了には至らなかったかもしれませんが、それは叶わなかったということでしょう」

さらに、大島氏はラストアイドルがデビューから
決して短くない時間がたっていることも指摘しています。

「活動終了の理由は、言葉にしやすい明確なものがあるわけではなく、
その結果『コロナ禍で思うような活動ができず』という漠然とした、
かつ無難な表現になったのだと思います。
また、ラストアイドルはデビューが2017年12月ですから、始まってすでに4年が経過しています。
『これ以上の上がり目がどうにも見いだせない』という状況の中、
コロナが『ちょうど良い見切り材料』になったということではないでしょうか」

引用:https://www.j-cast.com/2022/03/13432896.html #ラストアイドル

「ラストアイドル・新章」のオーディションについて

だが、しかし!
活動終了から1年も経たずして…
まさかの同名義で新オーディションの開催を発表!

“新章”として、秋元康の意思を受け継ぐ新プロデューサーにより、
7名限定のグループとしてゼロからスタートするとした上で、

「ラストアイドル」という名前は継承しつつ、
今までのイメージを塗り替えるべく、公募したメンバーで活動をしていくそうです。
尚、今回は、オーディションそのものは非公開で実施される模様。

デビューグループの人数は7人限定とし、
それ以上人数が増えることは予定していないと、HPには記載があります。
グループのプロデュースは、
AKB48の新グループのプロデュースも行う株式会社blowoutの一ノ宮佑貴氏が務めるとのこと。

旧メンバーにとっては複雑なのではないでしょうか…。

新メンバー募集に、元メンバーの落胆や、ファンの怒りの声も

 

おわりに。
当時、壮絶な公開バトルオーディションの模様はテレビで見ておりましたが、
いつしか複雑且つ、曖昧な審査基準にフラストレーションがたまるようになっていました。
そこに生まれる理不尽で悲劇的な「ドラマ性」を受け止めるには、
仕事から疲れて帰ってきた身体では少々こたえるなぁと思っていた記憶があります。

ようやく、普通に表題曲を歌わせてもらえるようになり、過酷な企画にもチャレンジし、
さぁこれからという時に、コロナ禍で活動終了…。
そして、そこに「同名義ユニットの新メンバーの募集」というニュース。
「ラストアイドル」は解散してもなお、様々な試練が続くのですね・・。

error: Content is protected !!