2022年11月28日、妻の首を絞めて殺害した容疑で、長野県議の丸山大輔容疑者が逮捕されました。
前年の9月29日に、長野県塩尻市にある丸山大輔容疑者が経営する酒造会社の事務所兼自宅で、妻の丸山希美さんが倒れているのを小学生の息子が発見しました。
希美さんは首を絞められて殺されていたとのことです。
一体何が起きたのでしょうか?
事件の経緯を詳しく見ていきたいと思います。
目次
丸山大輔容疑者、妻殺害事件の概要
事件は2021年9月29日、丸山大輔容疑者が経営する酒造会社「笑亀酒造」の自宅兼事務所で起きました。
同日朝、1階事務室にある金庫の前で希美さんがあおむけに倒れているのを小学生の息子が発見しました。午前0時ごろから午前6時45分ごろの間に、首を絞められ殺害されたとみられています。
9月29日の深夜から早朝の間に殺害され、その日の朝に小学生の息子が発見したということです。
小学生の息子さんの気持ちを考えると胸が痛みます。
警察内部では早い段階から、丸山大輔容疑者が犯人として名前が挙がっていたようですが、本人は否認していました。
丸山大輔容疑者は事件後からたびたびインタビューに答えています。
事件から1年が経過した今年9月にはNHKで「事件の解決が1番で、それは早く犯人が捕まり、きちんと裁かれることだ。何があったのか知りたい」などと訴えていた。
自分で殺しておいてこんなことを言うなんて、かなり神経が図太いですね。
それとも絶対捕まらない自信があったのでしょうか?
丸山容疑者は事件当日は長野市内の議員宿舎に泊まったと言っており、アリバイがあるというのです。
しかし、事件直前に議員宿舎のある長野市から、自宅のある塩尻市の方へ丸山容疑者の乗る車に似た車が移動している所が防犯カメラに映っていました。
その車は、ナンバープレートが折れ曲がった状態になっており、Nシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)での検出を避けようとしたのではないかと見られています。
かなり周到に用意していることが分かりますね。
ただ、この車は後部に特徴的なへこみがあり、丸山容疑者の車の特徴と一致するとのことです。
準備をしていた割に、詰めは甘かったようです。
その他、車の走行データや、自宅に第三者が侵入した痕跡がない事など、いくつかの状況証拠から、容疑が固まり、事件から約一年経過してからの逮捕となりました。
未だ容疑を否認している丸山大輔容疑者。
今後の動向にも注目が集まります。
丸山大輔容疑者の経歴を調査
世間を騒がす事件を起こした、丸山大輔容疑者とは一体どういう人物なのでしょうか?
経歴を調査しました。
- 名前:丸山大輔
- 年齢:48歳
- 住所:長野県塩尻市
- 職業:長野県議、酒造業
- 出身大学:慶應義塾大学 経済学部
丸山大輔容疑者は明治から続く「笑亀酒造株式会社」の御曹司として生まれ、長野の有名進学校・松本深志高校を卒業し、慶応大学経済学部に入学します。
かなり優秀な経歴と言っていいでしょう。
その後、父親の死去にともない、27歳の若さで笑亀酒造の社長に就任します。
2015年には県議会議員選挙に無所属で立候補し、初当選。
2019年の選挙では、自民党の公認を得て2度目の当選を果たします。
だれもが羨むような、順風満帆な人生を送ってきているのに、妻を殺害するような凶悪犯罪者になってしまうとは、人間は分からないですね。
丸山大輔容疑者妻殺害事件の現場である塩尻市の笑亀酒造とは?
丸山大輔容疑者が妻を殺害したのは、長野県塩尻市の酒造会社「笑亀酒造」の事務所兼自宅です。
塩尻市と笑亀酒造について調べてみました。
塩尻市は長野県中部に位置し、松本市や諏訪湖に近い場所です。
近年キャンプ場として注目を浴びる高ボッチ高原も近くにあります。
そんな塩尻市の南東部に笑亀酒造はあります。
現在、笑亀酒造の公式HPページは閲覧できないようになっていますので、塩尻市の観光ガイドから情報を拾ってきました。
創業明治16年。塩尻宿陣屋跡に位置します。笑亀酒造店舗兼主屋・笑亀酒造造蔵・笑亀酒造穀蔵の3軒は登録有形文化財に指定されています。
創業135年で、店舗や蔵などが、登録有形文化財に指定されているそうです。
非常に歴史のある酒造会社であることが分かります。
こういった歴史のある酒造会社が殺人事件の舞台になってしまったことは残念で仕方ありません。
丸山大輔容疑者妻殺害事件への世間の声は?
今回の丸山大輔容疑者が起こした事件に対して、世間の声は一体どういったものがあったのでしょうか?
一部ピックアップしてみました。
家に押し入られて妻が殺されてるのに、その現場(自宅)に住み続けてられる不自然さ。
まだ犯人捕まってないんだよ??普通なら夜も眠れず怖くて住めないよ。
要は犯人は他に居るはずもなく、自分が犯人だから捕まるその日まで住み続けられてるわけね。。
殺人事件の起きた自宅に住み続ける不自然さは、まさに自分が犯人だからこその行動という意見がありました。
この自宅は古くからの酒造会社で簡単に家を引っ越せないという事情はありますが、小学生の息子もいますし、犯人が捕まるまではアパートを借りるとかもできるはずです。
変わらずここに住み続けるというのは、確かに不自然な気がしますね。
丸山容疑者の20年来の友人「淡々としていた。いつもと変わらない。悲しんでいるというふうではなかった」
実際、上記のような友人の声を取り上げたニュース記事もあります。
丸山大輔容疑者が犯人だからこその不自然な様子が、随所で見られていたのかもしれませんね。
テレビのインタビューで、淡々と答える姿に違和感を感じた。
更には、笑っているシーンを見てゾッとした。
亡くなっていたお母さんを見つけてしまった子供が可愛そうでならない。
やはり見る人が見たら、かなり違和感があったようですね。
報道機関が取材している時にも、笑っていることがよくあったという情報もあります。
丸山大輔容疑者は、いわゆるサイコパスなのかもしれません。
本当に恐ろしいです。
ナンバープレートを曲げると塗料も曲げたところがはげるし筋が付く、証拠品として調べればすぐにわかると思う。
警察は既に証拠の一部として調査済みですね。証拠集めて自白まで行けるかどうか、警察も威信をかけて解明へと努力している様です
丸山大輔容疑者が行った細工に言及する意見も多く見られました。
丸山大輔容疑者は自分の犯行を隠すために、色々と準備をしていたようですが、どれも詰めが甘かったようです。
逮捕に踏み切ったということは、すでに警察では多くの証拠を集めていることでしょう。
これから、次々と明らかになっていくと思います。
その辺りにも注目していきたいですね。
上のコメントにもありましたが、亡くなった母親を見つけてしまった小学生の息子さんが本当にかわいそうです。
事件の詳細が早く明らかになることを望みます。
また、新たな情報が入り次第追記・更新していきます。