2022年後半、ネット上で大きな騒ぎとなった「Colabo問題」。
2023年になっても、その話題には事欠きません。
Colabo問題を語る上で、避けて通れないのが、Colaboを設立し代表を務める仁藤夢乃氏です。
今回は、仁藤夢乃氏の大学卒業から現在までの経歴をまとめてみました。
↓↓仁藤夢乃氏の大学卒業以前の経歴はこちらから↓↓
仁藤夢乃氏の経歴まとめ。幼少期~大学卒業。「難民高校生を経てColabo立ち上げ」
仁藤夢乃氏の経歴。大学卒業~現在
2013年3月、明治学院大学を卒業した、仁藤夢乃氏は社会活動家として、活躍していきます。
社会活動を通して、数々の賞を受賞する仁藤氏。
以下、主だった功績・受賞歴を一覧にしました。
年月日 | 経歴・受賞歴 |
2015年1月20日 | 第30期東京都青少年問題協議会委員に就任 |
2015年2月9日 | 文藝春秋「日本を代表する女性120人」人文・社会科学系研究者に選ばれる |
2015年12月28日 | 日経ビジネス「時代を創る100人 闇からの救世主 MESSIAH」に選ばれる |
2016年1月26日 | エイボン女性年度賞、2015年度女性賞を受賞 |
2017年7月31日 | 日本財団「社会課題解決に立ち向かう人材7人」のソーシャルイノベーターに決定 |
2019年 | フォーブス「30 UNDER 30ASIA」の社会起業家部門に選出 |
2021年5月~ | 明治学院大学国際平和研究所研究員になる |
次に、仁藤夢乃氏の発言や行動、Colaboの動きなどを時系列に沿って見ていきます。
2013年3月1日、大学卒業直前に、学生団体だったColaboを一般社団法人化します。
仁藤氏は就職ではなく、Colaboで生きていく道を選んだようです。
同年4月から、夜間巡回や相談事業を開始します。
7月には中卒や不登校、高校を中退した女の子のためのサポート校「Colabo女子高等学院」を東京渋谷に作ります。
こちらには仁藤夢乃氏が「校長」として就任しています。

引用:朝日新聞
2014年、生活協同組合パルシステム東京から50万円、生活協同組合連合会から28万8600円を助成金として調達。
2015年、虐待などで安全に暮らせる場所の無い少女が、一時的に過ごせる場所としてシェルターを開設。
その後も、中長期的に暮らせるシェアハウスなども開設していきます。
2016年、売春を経験した少女らの手記を展示した『私たちは”買われた”展』を開催します。
こちらは、ネット上で大きな話題となり、色んな意見が飛び交うこととなりました。
2018年、10代女性無料のバスカフェ「Tsubaki Cafe」をオープンします。
2019年8月、仁藤氏がColaboのメンバーとシェアハウスに入っている少女らを連れて沖縄で合宿をします。
その合宿2日目では、基地問題の辺野古へ行き、ゲート前で座り込みをしています。
沖縄合宿2日目の昨日は #辺野古 へ。ゲート前で、希望する女の子たちと座り込みに参加。写真は強制排除の様子。「若い女性を触らないで!」「セクハラだよ!」と抗議の声がたくさんあがりましたが、女の子たちも私も体を触られて、椅子ごと引きずられ、肩を掴まれたり、背中を押されて排除されました。 pic.twitter.com/Ol8V0as7KK
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) August 29, 2019
さらに2022年10月11日にも辺野古へ抗議活動をしに行っています。
こちらも色々と問題になりました。(後述します)
2021年11月、温泉観光地を擬人化したキャンペーン「温泉むすめ」に対して、「性搾取している」と訴えます。
こちらも大きな話題となり、このことが原因で現在Colaboの不正会計疑惑を追及している暇空茜氏に目をつけられます。
2022年5月、与野党がAV新法の素案を公表。
こちらに対して仁藤氏は「そもそもAV新法はAVを容認している時点で反対」という立場を取っています。
2022年8月、暇空茜氏が自身のYouTubeチャンネルで、仁藤夢乃氏及びColaboを糾弾する動画を上げ始める。
それに対し、2022年11月、誹謗中傷が過激化しているとして、仁藤氏が暇空茜氏を東京地裁に提訴しました。
2023年1月現在、住民監査請求でColaboの会計が一部不当と認められましたが、仁藤氏は一切の不正は無いと表明しています。
↓↓Colabo問題の詳細に関しては以下の記事をご覧ください↓↓
Colabo問題を時系列にまとめてみた!「2023年も大きな動きがありそう」
今後も、まだまだ騒動は続きそうです。
問題になった行動や発言に関しては以降の項目で詳しく見ていきます。
私たちは『買われた』展、騒動まとめ

引用:Twitter
2016年以降、Colabo主導で、”私たちは『買われた』展”を全国で開催していきます。
こちらの企画展は売春経験のある女性が、写真や文章、日記などを通して、売春に至った経緯や体験を発表しているものです。
仁藤氏も15歳の時に売春をしていたと、自ら暴露しています。
ここ数ヶ月キモいを何回叫んでも足りない毎日!キモすぎてキモすぎる。15歳でおじさんたちに買われてこういう人たちのキモさを知って性搾取の構造に気づいて抗い続けて18年🤮私たちを黙らせたい人はその正体が暴かれるのが嫌なんだと思うけど今年も頑張る💪
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) January 4, 2023
15歳でおじさんに買われたとはっきり書いていますね。
自信の経験からも、この企画展で訴えたいことがあるということでしょう。
この企画展、大手メディアなどでも取り上げられ、賞賛される一方、ネット上では反対意見も多く聞かれました。
上記のツイートにも多くの反響が寄せられています。
上記の仁藤夢乃氏のツイートに対するリプライの多くは、反対意見でした。
ざっと見た感じでは、反対8:擁護2といった割合でしょうか?
「自分で売っといて、被害者面するな」というのが、大方の意見ですね。
2016年に開催された企画展ですが、2023年現在でも多くの意見が飛び交っています。
こういう議論が盛んにされるようになったという意味では仁藤夢乃氏の功績は大きいように思います。
またこの件に関して、仁藤氏は若年層の性行為自体を否定しているのかと思いましたが、どうやらそうではないようです。
最新のツイートで暇空茜氏が以下の様なツイートをしています。
どういう理屈で「困難を抱える女性の18歳の誕生日プレゼント」にコンドーム贈ることになるんだ?
俺の納めた都民税は地方の女の子が18歳になって避妊とセーフセックスしながらパコパコするためにあったの・・・? pic.twitter.com/Tqu6bd8lOO
— 暇空茜 (@himasoraakane) January 9, 2023
2017年に仁藤氏がツイートした内容を引用したツイートです。
それによると、Colaboが一時的に保護している女性に誕生日プレゼントを贈ったという内容ですが、そのプレゼントの中にコンドームが入っていたということです。
応援者の方々に頂いたものと書いているので、暇空茜氏が言うような「都民税が使われている」ということではなさそうですが、性被害に遭わないように活動している団体がコンドームを送っていることに疑問を感じますね。
当然、こういった意見が出てきます。
どうにも活動方針と内容がチグハグな気がします。
さらに、この”私たちは『買われた』展”に関して、もう一つ大きな事件があります。
この企画展をColaboと一緒に主催していた、NPO法人「ホザナ・ハウス」の森康彦氏が、内縁関係の女性に覚せい剤を使用して性行為を強要したとして逮捕されたのです。
性被害撲滅を訴える団体の関係者が性被害の加害者になるとは、恐ろしい話ですね。
この事件は内縁関係に女性ということでしたが、この人を頼って逃げて来た少女も同じようなことをされていたのではと、疑ってしまいます。
多くの騒動を起こした”私たちは『買われた』展”ですが、2023年もまだまだ追及されていきそうです。
仁藤夢乃氏、辺野古基地問題の抗議を度々行う
仁藤夢乃氏は辺野古の基地問題に対する抗議を度々行っています。
最新のツイートでは6回目と書いているので、かなりの回数沖縄に行っているようです。
2019年にはColaboが保護している少女達を連れて、沖縄で座り込み抗議活動を行っています。
採掘場の様子や、土砂の運び出しをしている場所での抗議、カヌーチームの抗議の様子なども見学しました。
途中、休憩にシークワーサージュースやパインかき氷、沖縄そばを食べたり、抗議の後は疲れていましたが、美ら海水族館にも行ってきました🐠 pic.twitter.com/1HajGNAIFv
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) August 29, 2019
こういった活動はオルグ行為と呼ばれています。
オルグとは、主に左派系団体・政党が組織拡大のために、組織拡充などのために上部機関から現地派遣されて労働者・学生など大衆に対する宣伝・勧誘活動で構成員にしようとする行為、又はその勧誘者を指す。
簡単に言えば、判断能力がまだ足りていない学生に団体の活動を手伝わせ、その組織に勧誘、またはその組織の思想を植え付ける行為です。
これは、仁藤夢乃氏が恩師・阿蘇敏文氏に受けた行為と同じです。
仁藤氏も阿蘇敏文氏が指導する農業実習などに泊まり込みで参加していたと言います。
仁藤氏もそれに倣っていると思いますが、これに関しては別に犯罪ではありません。
仁藤氏が個人的に希望者を募って連れていったというのなら、なんら問題はないでしょう。
ただ、この件の問題は、Colabo名義でColaboに逃げて来た少女達を連れて行っているという点です。
暇空茜氏もこの件について、以下の様にツイートしています。
政治活動して何が悪い、らしい
うーん保護した女の子つれていってること、政治活動を主たる目的とする団体は対象外であることの2点かな? pic.twitter.com/aNSnkyymcM— 暇空茜 (@himasoraakane) December 25, 2022
公金で活動している団体が、特定の思想に偏った活動をしているのはやはり問題だと思います。
少女達も保護してもらっている以上、嫌とは言えない立場です。
Colaboの主目的は困窮している少女達への支援のはずです。
辺野古問題への抗議活動は、どの辺りが少女たちへの支援になるのか、甚だ疑問ですね。
2022年の抗議活動の際は、警備員に運び出される様子も自らツイッターに上げていました。
コロナ禍で久しぶりの参加となってしまいましたが、6回目の辺野古での抗議行動への参加。現状を案内して伝えていただいた渡瀬さんが今日の抗議行動の様子を記録してくださいました。私がごぼう抜きされる瞬間の動画も。
国は私たちの税金を使って何を守っているのか。https://t.co/8OqRSldUOY https://t.co/Qjh53Ufko3 pic.twitter.com/54nXeRjsS0— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) October 11, 2022
こういう活動家のせいで、辺野古の警備費が膨れ上がっているとのこと。
ここでも税金が使われてしまっています。
色んな思想を持つことは自由ですが、他人に迷惑をかけない、他の人に強要しない、この辺を守っていただきたいです。
仁藤夢乃氏の発言、行動はまだまだありますが、また別記事でお伝えします。
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