トランプ大統領が「オバマゲート」を公表すると話題になっています。
そもそも「オバマゲート」とは何なんでしょう?
難しい言葉を使わず、誰でもすぐにわかるように「オバマゲート」について、まとめてみました。
オバマゲートとは?
オバマゲートとは、そもそも何なんでしょう?
トランプ大統領がTwitterで「OBAMAGATE!」と言っていますね。
オバマゲートとは、
「オバマ政権が、トランプ陣営に行っていた盗聴・監視活動の疑惑」
です。
ウォーター・ゲート事件の再来?
オバマゲートの「ゲート」は、アメリカの歴史に残る盗聴事件「ウォーターゲート」を思いだしますね。
現職の大統領が、ライバルの陣営を盗聴してしまったというスキャンダルです。
1972年アメリカのニクソン大統領が辞任するキッカケになった事件。
ニクソン大統領(共和党)の関係者が、野党の本部(ウォーター・ゲート・ビル)に盗聴器をしかけようとしたことが発覚。
それをキッカケに野党への盗聴などが明らかになり、アメリカ史上はじめて現役大統領が任期中に辞任に追い込まれました。
ふくちゃん
ということで、
ここでトランプ大統領が言っている「オバマゲート」という言葉は、
「オバマ政権による、盗聴・監視疑惑」
ということになります。
ふくちゃん
その通り!
盗聴は犯罪行為ですよね。
しかし、オバマ政権は、トランプさんへの盗聴・監視を正当化するために、うその文書を作成したとのことです。
それが「スティールレポート」です。
オバマ政権が作成させた「スティールレポート」には、
「トランプ大統領とロシア政府とのつながり」
が書かれた、でっちあげの文章が書かれていました。
ふくちゃん
嘘だったの?!
トランプ大統領の側近「マイケル・フリン」の逮捕
トランプ氏の側近「マイケル・フリン」を起訴
オバマ政権は、トランプ大統領の側近「マイケル・フリン」さんをターゲットにします。
当時、FBI・CAIもオバマ政権とグルになって、トランプ大統領への盗聴をしていたとされています。
2016年12月、FBI捜査官はフリンさんが「FBIにうその証言をした」とのことで起訴し、逮捕。
2年近く裁判が続くことになりました。
トランプ氏の側近「マイケル・フリン」の起訴を取り下げ
しかし、FBI捜査官が作成したメモが公開されると、事態は急展開に。
訴追するためにうそをつかせるか
メモにはFBIの内部で、フリン氏について「真実を自白させるか、それともうそをつかせるか」などと話し合われていたことが記されていたのだ。
そして、
アメリカの司法省は、フリンさんへの捜査は不当だったとして、起訴の取り下げを裁判所に申請しました。
一度罪を認め、司法取引に応じた被告の起訴を取り下げることは、異例の事態だったそうです。
フリンさんを実刑にするための証拠がなかったようですね。
野党はこれに対し「政治圧力だ」と反発していました。
オバマゲートとは?まとめ
オバマゲートのことを簡単にまとめると
オバマ政権がトランプ氏とロシアが共謀したという偽りの文書を作成
↓
偽りの文書のもと、オバマ政権はトランプ陣営を盗聴
↓
トランプ氏の側近「マイケル・フリン」さん逮捕
↓
マイケル・フリンさんへの証拠が不十分で起訴取り消し
という流れになります。
あくまで疑惑の話になりますが、これがもし本当だとしたら、ウォーターゲート事件を上回る大スキャンダルと言われています。