2021年7月19日、小山田圭吾さんが東京五輪の開会式の楽曲制作を辞任しました。
小山田圭吾さんの過去の壮絶ないじめが暴露され、大炎上したためです。
小山田圭吾さんのいじめで「クイックジャパン」が掲載していたのが、障害者の子が書いた年賀状を晒してバカにしている記事や、在日朝鮮人をバカにした内容でした。
今回は、小山田圭吾さんのいじめを記載した「クイックジャパン」の全文をご紹介します。
小山田圭吾クイックジャパン記事全文!
小山田圭吾さんのいじめが載っているクイックジャパンは、1995年8月1日発売の「クイックジャパンvol.3」です。
小山田圭吾さんのいじめの内容が載ってたコーナー「村上清のいじめ紀行・第一回ゲスト小山田圭吾」は、51~72ページにも及ぶものでした。
大きく分けて、小山田圭吾さんの記事の内容は5つです。
- 沢田くんの年賀状
- 太鼓クラブ
- 朝鮮人のパクくん
- 和光学園の体育祭
- いじめられた側の現在
まず、なぜ小山田圭吾さんのいじめを取り上げたのかを、インタビュアーの村上清さんは、こう言っています。
いじめた側といじめられた側が、ホントに再会したらどうなるのだろう。
いじめっ子は本当に謝るのか?
いじめられっ子はやっぱり呪いの言葉を投げつけるのか?
ドキドキしてきた。
対談してもらおう!
村上清さんの狙いは、いじめの加害者と被害者の対談でした。
しかし、小山田圭吾さんはいじめの被害者と対談することができず、小山田圭吾さんの単独インタビューで記事は進みます。
小山田圭吾がハードにイジメていたのは2人
村上清さんのインタビューに応じた小山田圭吾さんによれば、小山田圭吾さんがハードにいじめた相手は2人。
沢田くんと村田くんです。
2人とも障害者です。
クイックジャパンでは、そのうちの1人、沢田君についてのいじめのエピソードが語られています。
①沢田くんの年賀状
小山田圭吾さんは毎年、沢田君から年賀状をもらっていました。
それをバカにしている記事がコチラです。
タイトルは「沢田からの年賀状」です。
- 沢田くんは勉強ができなくて本当にバカ。
- 大きい字で書いたかと思うと、次は1マスに半分ぐらいの大きさで書いたりする
- 毎年年賀状が沢田くんから送られてきた。(自分は送っていない)
- 沢田くんの年賀状は、お母さんが定規で線を引いてくれたものに、スゲェ汚い字で「明けましておめでとう」って書いてある
小山田圭吾さんは、障害者である沢田くんのことを
- 勉強ができない
- 文字を均一に書けない
- 年賀状の字がすごい汚い
と、バカにしていました。
沢田くんの年賀状を晒す(画像)
小山田圭吾さんが言っていた「沢田くんの年賀状」がコチラです。
開けましておめでとうございます。
手紙ありがとう。
三学期も頑張ろう。
昭和56年 元旦
沢田くんは、お母さんが線を引いてくれたところに沿って、一生懸命に文字を書いていました。
小山田圭吾さんがクイックジャパンで言っていたように、沢田くんは文字の大きさを揃えてかくのが苦手のようです。
しかし、できるだけ文字の大きさを揃え、できるだけ丁寧に書いてあるのが伝わってきます。
それを小山田圭吾さんは「スゲェ汚い字(笑)」と沢田くんをバカにし、年賀状をクイックジャパンに提供しています。
小山田圭吾が14年間、沢田くんの年賀状をとっておいた謎
小山田圭吾さん、沢田くんの年賀状をわざわざ取っておいたんですね。
沢田くんの年賀状は、昭和56年(西暦1981年)のものです。
クイックジャパンに提供したのは、1995年ですので、14年間、小山田圭吾さんは沢田くんの手紙を大切に持っていたことになります。
小山田圭吾さんにとって沢田くんの年賀用は大切なものではなかったでしょう。
こうしてバカにして晒すために、ずっと沢田くんの年賀状を取っていたのでしょうか・・・。
それにしても、沢田くんは小山田圭吾さんだけにずっと年賀状を毎年送っていたんですね。
もしかしたら、バカにされていることに気が付かないで、心を許してしまっていたのかもしれません。
②太鼓クラブ
小山田圭吾さんは太鼓クラブに入っていました。
メンバーは5人。
その中に、小山田圭吾さんがハードにいじめた沢田君が入っていました。
- 太鼓クラブは、体育倉庫みたいなところでやっていた
- マットレスでぐるぐる巻きにしたり、跳び箱の中に入れたりとか
- マットの上からジャンプしたりした
- 今思うと、あれはヤバイ(笑)
小山田圭吾さん、一歩間違えるととんでもないことになることを、沢田君にしていました。
しかも、「今思うとヤバイ」と言っておきながら、笑いながら言っていて、全然反省していません。
④朝鮮人の朴くん
小山田圭吾さんは、ハードにいじめた人以外の人で、朝鮮人の朴くんの話をしています。
朝鮮人の朴くんに関しては、いじめに関するところは「手の挙げ方」だけですね。
後は、一緒に遊んだりした仲のようです。
手の挙げ方をからかわれた朴くん
- 朝鮮学校から転校してきた朴くん
- 初日の授業で手を挙げた時、挙げ方が独特のポーズだった
- 教室中大爆笑になって、それからからかわれ始めた
家出をした朴くん
- 朴くんの家は厳しいので「うちに泊めてやるから、家出てきちゃえ」と冗談で言う
- 朴くんは本当に家に来たけど、すぐに親が迎えに来た
という、何とも普通の話の朴くんでした。
④和光学園の体育祭
小山田圭吾さんは、和光学園の体育祭のエピソードについても言及しています。
- 体育祭のリレーでは、先頭ランナーは全員体が不自由な人がやることになっている
- スタートと同時に、全走者が違う方向へ走り始める
和光学園は、何でこんなルールがあるんでしょうか。
体育祭のリレーで障害者の人をみんなで笑っていたのでしょうか・・・。
⑤イジメられた側の現在
小山田圭吾さんにいじめの話を聞いた村上清さんは、小山田圭吾さんがハードにいじめていた、村田くん、沢田くんに会いにいきました。
村上清さんの調査によると
- 村田くん 家族との連絡を絶って、パチンコ屋で住み込みの店員
- 沢田くん 障害がひどくなり、家族との会話も困難。社会復帰ができていない
とのことです。
村上清さんは沢田くんの母に、小山田圭吾さんとの対談を持ちかけましたが、断られています。
取材を終えた村上清さんは、最後にこう述べて記事を締めくくっています。
今回僕が見た限りでは、いじめられてた人のその後には、救いが無かった。
でも僕は、救いがないのも含めてエンターテイメントだと思っている。
それが本当のポジティヴってことだと思うのだ。
追記
問題が次から次へと出てくる東京五輪ですが、ショーディレクターのラーメンズ小林賢太郎さんが過去にネタで扱っていた「ユダヤ人大量虐殺」が話題になっています。
東京五輪、どうなってしまうのでしょうか。