ふくた
子供の習い事で常に上位だった「ピアノ」。
しかし、ここ2年間でピアノの習い事が10ポイントも減っています。
(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」調べ)
私は子供の頃にピアノを習っていて、その経験が一生の趣味につながりました。
かすみ
そのため、娘にもピアノを習わせています!
どうして近年、ピアノ離れがおきているのでしょう?
- どうしてピアノの人気がなくなってきたのか知りたい
- 子供にピアノを習わせようか迷っている
- ピアノに代わる人気の習い事が知りたい
子供の習い事で「ピアノ・エレクトーン」の割合だけが減っている現状
「現在やっている習い事」のアンケート結果があります。
2017年
2019年
ふくた
他の習い事はそこまで順位に変化がないですが、ピアノだけ2年間で2つも順位を落としています。
水泳は不動の1位です。
体が丈夫になるし、健康にも良いですよね。
特に子供の頃は、風邪をひきやすいので、免疫アップも期待できます。
その次に、学習塾や公文、英語教室といった、学習系の習い事が上位にきています。
学歴を重視する会社が増えているので、子供に良い教育を受けさせたいという親の気持ちが大きくあらわれています。
習い事にかけるお金が減っている
2017年のベネッセの調査によると、ここ何年か習い事にかけるお金が減っています。
リーマンショック以降の長らく不況、世帯年収が減っているのが大きな要因でしょう。
また今までは、定年まで働ける「終身雇用」が難しくなってきています。
老後の貯蓄も必要ですし、子供にかける習い事の費用も少なくなってきたようです。
ふくた
ピアノを持っていない
ふくた
結論から言うと、大丈夫です!
ピアノって、買うと高いし、場所とるし、そもそもうちには置けないし、人によって理由は様々ですが、「はい、ピアノ買いま〜す!」ってすぐに買えるようなものではないですよね。
今は良い電子ピアノもあるし、なんなら最初はおもちゃのピアノでも良いのでは?とさえ思っています。
かすみ
ふくた
ただ、ピアノを長く続けていけるのであれば、アコースティックピアノを買うことをオススメします。
習い事の中でも、ピアノは親の拘束時間が長い
ピアノは他の習い事よりも、親の時間が必要です。
- ピアノのレッスンに付き添う時間
- ピアノのレッスン時の送り迎え
- ピアノの練習を毎日みてあげる時間
それぞれ詳しくみていきましょう。
ピアノのレッスンに付き添う時間
大手のピアノ教室では、小学生にあがる前は10人くらいの子供たちで「グループレッスン」をします。
そのくらいの子供たちは、一人でじっと座っているのも難しいですし、先生
指示どおりにすることも難しいです。
でも、お友達同士で歌を歌ったり、体を動かすことで、音楽を楽しんだり、体でリズムを学べたり、良いことが多いです。
時間は1時間ほどですが、親の同席が必要です。
ピアノのレッスン時の送り迎え
小学生になると、先生とマンツーマン指導の「個人レッスン」が受けられます。
個人レッスンになると、親の同席は必要ないのですが、レッスン時間が短いです。
かすみ
教室まで送っていって、30分ですぐにお迎えに行かなくてはいけません。
子供が一人で教室まで行けるようになるまでは、教室までの送迎、レッスンの間と時間が必要です。
かすみ
ピアノの練習を毎日みてあげる時間
ピアノは毎日練習することが大切です。
楽譜を見て、両手の指を頭で考えないように動かせるようになるには、週に一度のレッスンで難しいです。
勉強で丸つけをしてあげるように、ピアノも練習している間、そばで見てあげる必要があります。
音や指使いを間違ったまま練習していると、なかなか上達できません。
音楽を習うのにピアノ以外の選択肢が増えた
今までは音楽の習い事といえば「ピアノ」「エレクトーン」だったのが、「バイオリン」、「ドラム」、「ギター」など、最近いろいろな種類の教室が増えてきました。
「作曲」、「バンド」といった教室もあります。
ふくた
「音楽を習うんだったら、ピアノ」という時代ではなくっています。
ピアノに代わる、今人気の習い事
ふくた
最近で人気なのは、学校で必修化が決定した「プログラミング」や「英語」です。
IT化していく社会で「プログラミング」で得られる技術・論理的な考え方。
グローバル化していく世界で困らない「英語力」。
「将来、役に立ててほしい」という親の気持ちが表れていますね。
まとめ:時代の変化によって、ピアノ以外に人気の習い事が出てきた
子供の習い事で「ピアノ・エレクトーン」の割合だけが減っている現状
・2年間で「ピアノ・エレクトーン」のみ10ポイント減少
習い事にかけるお金が減っている
・リーマンショック以降の不景気で、習い事にかけるお金が減っている
ピアノを持っていない
・持っていなくても大丈夫
習い事の中でも、ピアノは親の拘束時間が長い
・ピアノのレッスンに付き添う時間
・ピアノのレッスン時の送り迎え
・ピアノの練習を毎日みてあげる時間
音楽を習うのにピアノ以外の選択肢が増えた
・ヴァイオリン、ギター、ドラムなど、ピアノ以外の習い事が増えた
ピアノに代わる、今人気の習い事
・プログラミング、英語などの、学校で必修化になったもの
ここまで、習い事としてのピアノが減少している理由をみてきました。
でも、私は習い事としてのピアノをおススメします。
ピアノは、両手と頭と目と足と全ての五感をフル回転させて、脳に良いことも科学的に実証されています。
東大生の2人に1人はピアノを習っているというデータもあります。
ピアノは、頭が良くなって、教養も身につく、一石二鳥の習い事だからです。
習い事選びの参考になれば嬉しいです。
では!
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