ふくた
かすみ
ピアノが子供の習い事で人気っていうのは、何となく知っているけど、具体的に何かメリットってあるのかなって思いますよね。
せっかく自分の子供に習わせるんだったら、ピアノを習うメリットをハッキリ知りたい!
そこで今回は、子供がピアノを習うメリット・デメリットをご紹介します!
- ピアノが習い事でなんで人気か知りたい
- 子供にピアノをやらせようか迷っている
- ピアノをいつ習わそうか迷っている
目次
ピアノを習うメリット
子供がピアノを習うメリットは以下の通りです。
- 東大生の2人に1人はピアノを習っている
- ピアノは脳を活性化する
- 子供のころにピアノを習うと効果大
- 学校の合唱などで活躍できる
- 一生の趣味になる
- 目標を達成する喜び・忍耐力が身につく
メリット1:東大生に2人に1人はピアノを習っている
まずは2つの表をみてください。
東大生と、一般家庭の「過去にしていた習い事」の表になります。
東大生
- 水泳(65.8%)
- ピアノ(56.4%)
- 英会話(32.2%)
一般家庭
- 水泳(42.9%)
- 書道(32.3%)
- 学習塾(30.5%)
1位の水泳は不動ですが、東大のみ2位にピアノがランクインしています。
かすみ
この結果だけで、「ピアノを習えば頭が良くなる!」といえませんが、「ピアノを習っている人は頭が良い人が多い」という結果になっています。
メリット2:ピアノは脳を活性化する
メリット1で、「東大生の2人に1人がピアノを習っていた」というデータを紹介しましたが、ピアノを習うと脳に良いということが科学的に証明されています。
ピアノを弾くのには、左手・右手・足(ペダル)が同時に動きます。
脳をまんべんなく使っているので、脳にとっても良いそうです。
脳科学者の澤口俊之先生は
「人生の成功に関係する全ての基礎がピアノで高められる」と断言されているほど。
また、ピアノを弾くときに、楽譜を見て一時的に覚えて、同時に処理する能力。それを「ワーキングメモリ」といいます。
このワーキングメモリが優れている人は、学業や仕事ができる人であることが多く、「頭のいい人」であると言われています。
メリット3:子供のころにピアノを習うと効果大
ふくた
何事も、やり始めるのに遅いことはないと思いますが、ピアノに限っていえば、子供の頃に比べると、上達に時間がかかることは確かです。
ピアノを習うのにおススメの時期は、5歳~8歳です。
その時期は「ゴールデンエイジ」といわれ、一生に一度、神経の発達がめざましい時期です。
「ドレミ」を聞いただけで判別できる「絶対音感」を身につけたいなら、8歳までにはピアノを習うといいですね。
メリット4:学校の合唱などで活躍できる
ピアノを習っていると、学校の合唱の時などで伴奏をする機会があります。
私も何度かみんなの前で伴奏をしたことがあります。
合唱で目立てるのが、指揮者か伴奏者。
指揮者はだいたいクラスの人気ものですが、伴奏者はピアノが弾ける人だったらなれますね。
かすみ
メリット5:一生の趣味になる
ピアノの練習がイヤで、小学生の高学年の時にピアノをやめてしまったのですが、高校、大学の頃と趣味でピアノを弾いていました。
TVで流れている曲だったり、大好きなバンドの曲をピアノでアレンジしたり。
小さいころにピアノをある程度習っていると、簡単にできます。
そしてその趣味を生かして、作曲を始めました。
何かを創り出す、0から1にする、オリジナリティをだす。
そんな創作活動がピアノ1つでできちゃうんです。
自分で曲を作って、ピアノを弾きながら歌う、弾き語りもやりました。
その時ほど、ピアノを習っていて良かったなーと思ったことはありませんでした。
今でもピアノを弾くときがあります。
気持ちが落ち着いて、大好きな時間です。
メリット6:目標を達成する喜び・忍耐力が身につく
ふくた
ピアノの練習は、地道な作業の繰り返しです。
今でこそ、聞いたことある曲が簡単にアレンジされて、それを練習したりできますが、以前の本は弾いていて本当につまらない曲が多いです。
というのも、指の練習や音符の読み方に重点を置いているからです。
でも、ある程度弾けるようになると楽しくなります。
ただ、それでもだんだんと難しい曲を弾きこなしていくとなると、弾けないところを何度も何度も繰り返し。
それを毎日です。
ピアノは「1日休むと取り戻すのに3日かかる」と言われています。
いかに毎日繰り返しできるかが大切です。
ただそれって、ピアノに限ったことではないですよね。
勉強だって、サッカーだって、できないことをコツコツと毎日続けて、できるようになる。
これが出来るようになれば、ピアノに限らずいろいろなことを成し遂げられる子になります。
- 毎日コツコツをやる力
- 目標をつくって、達成する喜び
- 諦めないで頑張る忍耐力
ピアノを学ぶことで、こういった大切なことを学ぶことができます。
ピアノを習うデメリット
次に、ピアノを習うデメリットを見てみます。
- 親の拘束時間が長い
- 毎日の練習が大変
親の拘束時間が長い
ピアノを習うとき、教室によって違いますが、「グループレッスン」と「個人レッスン」があります。
- グループレッスン・・・何人かの子たちと一緒に習う。60分程度。
- 個人レッスン・・・先生とマンツーマンで習う。30分程度。
個人の教室ですと、先生とマンツーマンのところが多いですが、大手のヤマハさんなどは、小学校にあがるまでは「グループレッスン」がほとんどです。
なぜなら、小さいお子さんたちは、ピアノの前で長い時間座っているのが大変だからです。
他のお友達たちと歌をうたったり、体を動かしている方が、楽しいですよね。
時間も60分とたっぷりあります。
しかし、親の付き添いが必須であるところが多いです。
かすみ
また、小学生にあがって個人レッスンが始まり、親の付き添いは必要なくなっても、個人レッスンはグループレッスンより時間が短いです。
30分ほどのレッスン時間になるので、親が教室まで送迎をするとしたら、30分どこかで時間をつぶさないといけません。
家が近かったら一度家に帰れますが、何をするにも中途半端な時間・・・
すぐにお迎えの時間がきます。
かすみ
毎日の練習が大変
ピアノを習うメリットのところでも書きましたが、ピアノは家で練習をしないとなかなか上手になりません。
週に一度のレッスンの日は、ピアノを練習するのではなく、練習した成果を先生にチェックしてもらいにいく日です。
ピアノを家で練習するには、できれば親が見ていてあげた方が早く上達します。
違う音を弾いていたり、指使いが間違っていたり、間違ったまま練習していることが多いからです。
ふくた
かすみ
毎日練習する子供も大変ですが、それを見守る大人の負担もあります。
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まとめ:ピアノは子供の習い事として、おススメ!
ピアノを習うメリット
- 東大生の2人に1人はピアノを習っている
- ピアノは脳を活性化する
- 子供のころにピアノを習うと効果大
- 学校の合唱などで活躍できる
- 一生の趣味になる
- 目標を達成する喜び・忍耐力が身につく
ピアノを習うデメリット
- 親の拘束時間が長い
- 毎日の練習が大変
子供の習い事で、ピアノはとてもおススメです。
大人になってからだと、ピアノを弾こうとしても簡単に習得するのが難しいし、一生の財産になるからです。
ただ、親の負担もありますし、子供の意思もありますので、よく考えてみてくださいね。
習い事で、ピアノをやろうかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
では!
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