いつの時代も、子供の習い事で大人気なのが「ピアノ」です。
はじめたのはいいけど、
「いつまで続ければいいんだろう?」
「最近練習をしなくなってきた」
「レッスンに行くのを嫌がってきている」
といろいろ悩みがでてきます。
はじまりがあれば、終わりがあるのは当然なのですが、やめる時の判断って意外と難しいですよね。
今回は親子共にピアノの後悔しないやめ時について考えてみました。
目次
ピアノのやめ時は、なりたいものによって違う
ピアノを習いはじめたのには、それぞれ理由があります。
・ピアノを弾けるようになってもらいたいから
・楽器が演奏できると、大人になっても楽しめるから
・子供が習いたいと言ったから
ピアノは習い事として、すごい人気があります。
実際、私も子供の頃に習っていましたし、周りの子も習っていました。
私は、4歳からピアノをはじめて、小学5年生の頃にピアノをやめました。
ピアノをはじめたキッカケが、ピアノのプロになりたいとか、先生になりたいからとか明確な夢がなかったからです。
だから、全然後悔はしていません。
むしろ、その頃のピアノの経験があることによって、大人になってからも「作曲」をすることができたり、気分転換に気になる曲をピアノで弾けて、ピアノを習って良かったと思っています。
「ピアノのプロになりたい」、「ピアノの先生になりたい」という方は、たくさん練習が必要なので、できる限り続けることが大切です。
ピアノの習得年数の目安
ピアノの習熟度は、練習している本で表されることが多いです。
初級・・・「バイエル」
中級・・・「ブルグミュラー 25の練習曲」、「ソナチネアルバム」
上級・・・「ソナタアルバム」
この基準はかなりあいまいです。
それは、ピアノの練習にかけられる時間が、人それぞれ違うからです。
たくさん練習すればするほど、短い期間で上達できます。
なので、「ピアノを〇年やっているから、今は中級レベルかな?」とは言えないのです。
そのため、ピアノの習熟度を知るために、習っている本を目安にすることがあります。
「今何の本やってるの?」と習っている本を聞けば、だいたいのレベルがわかります。
ピアノの練習にかける時間にもよりますが、だいたい初級は1~3年、中級は4~6年、上級は7~10年以上が取得目安です。
見てのとおり、ピアノを習得するには、意外と時間がかかります。
そのため、幼少時の習い事で人気なのかもしれません。
子供が趣味でピアノを弾けるようになるには?
よく言われるのが、「ソナチネアルバム」まで取得すれば、趣味でピアノを弾くのに困らないということです。
私はピアノを4歳から11歳まで続けました。
7年続けて、習っていた本は上級の「ソナタアルバム」をかじった程度です。
中級の「ソナチネアルバム」は、だいぶ弾いていました。
小学生の頃にピアノをやめてから、自分が気の向くときにピアノに触る程度で、がっつり練習しませんでした。
そんな私でも、外で流れている音楽の耳コピ、簡単な伴奏、編曲はできます。
また、気が向いたときにピアノを弾いて楽しんでいます。
まとめ:後悔しないピアノのやめ時は?
今回のポイント
ピアノのやめ時は、なりたいものによって違う
・将来大人になってからも趣味として楽しみたいなら、「ソナチネアルバム」をマスターしていれば大丈夫
ピアノの練習は、楽しいことばかりではありません。
ある程度まで演奏できるようになるためには、地道な練習が必要です。
子供がどうしてもピアノに向き合わなくなってしまったら、一度休憩するのもアリだと思います。
「またやりたくなったら、やればいいよ。よく頑張ったね」とほめてあげれば、自分を責めないで、「いろいろなことを頑張ってチャレンジしよう」と前向きな気持ちになれます。
親子で良く話あって、お互いが納得できる答えを見つけられるのが大切です。
イヤイヤ続けていても、ピアノを嫌いになってしまうだけ・・・
少しピアノと離れてみて、またやりたくなったら、今度は楽しんでピアノに向き合えるはず!
ではまた!
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